ラヴェル その素顔と音楽論

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制作 : マルセル マルナ  Manuel Rosenthal  Marcel Marnat  伊藤 制子 
  • 春秋社 (1998年12月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393931448

ラヴェル その素顔と音楽論の感想・レビュー・書評

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  • ラヴェルの弟子であるロザンタールが描き出すラヴェル像。音楽論というよりも、ラヴェルの音楽論(音楽観)を含めた”ラヴェルと言う人物”についてのお話です。

    たとえば、ラヴェルは自分に恵まれなかった才能(シューマンのように旋律を”生み出す”才能)を認識していたということ、友人間のウソに非常に厳しい人物だったこと、そして音楽についても高いプロ意識を持っていたこと、あるいは、女性関係について・・・など、さまざまな面からラヴェルと言う人物像を見つめています。

    内容の多くは交友に関する話題がからめられており、それを通じて、ラヴェルが友人や社会をどのように見ていて、また見られていたのかということが分かってきます。

    ぼくが面白いと思ったのは、ラヴェルが必要もない電話を買ってそれを自慢していたということ。「こちら、モーリス・ラヴェル(p.121)」、じっさいに聞いてみたかった気もする。ラヴェルって面白い人だったんだなあと思いました。

    作曲家を歴史や社会的に(つまり文献にたよって)把握したというものではなく、弟子によって描かれた本。写真もいくつかあって、とても面白い本です。

  • 自分の中でラヴェルは神様ですので買いました。彼に作曲を師事していたお弟子さんがラヴェルの音楽論、私生活、人間関係とかを綴ってます。ラヴェルが好きな方は是非手にとってみるとよいでしょう

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ラヴェル その素顔と音楽論はこんな本です

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