聴衆の誕生 ポスト・モダン時代の音楽文化

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  • 春秋社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393934814

感想・レビュー・書評

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  • 音楽の聴衆の態度の変遷をたどりながら、美学全体の傾向について論じる良著。
    広告論なんかに興味がある人にもおすすめします。
    ミニマル・ミュージックや環境音楽がなぜ生まれたのか、一見意味不明な芸術にも何かしら存在する理由みたいなのがあるような気がしました。そこに解釈はなくとも。

  • 空間としての音楽を考える時にとりあえず手に取ってみた本

    一言で音楽と言っても、時代とともに様々な聴衆の形態・形式がなされて来た訳ですし
    それとともに、音楽の在り方も変わっていった訳です

    という、音楽と人の関係性を綴った本

    音楽に対する知識がなくても、十分に楽しんで読めるし、出て来た音楽を、作曲家を、演奏家を試しに買ってみるのも、また楽しい。

    文体を柔らかく、親しみ易いので
    建築をやっていて、ちょっと、クラシック音楽、現代クラシックってどんなことやってるとこなの?という興味がある方にはおすすめです

    意外と情報量が少なかったので星は3つで

  • 第8回講座/参考文献

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著者プロフィール

東京大学大学院人文社会系研究科教授

「2007年 『ピアノはいつピアノになったか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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