挑戦するピアニスト 独学の流儀

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著者 : 金子一朗
  • 春秋社 (2009年7月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393937785

挑戦するピアニスト 独学の流儀の感想・レビュー・書評

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  • 再読。(というか、音楽関係の本は仕事上、再読すること多いです)

    反復練習についてのことを調べたくて、再読したのだ。
    著者のいう「何十回練習してもできないときは理由を考える」というのは金言。若い頃は「反復あるのみ」でなんとかなるものだが、20代も半ばになればしっかりと「弾けない理由」を考え、そして、身体をしっかりと把握して必要最小限の力で「よい音楽」をすることが大切である、と説く。

    すべてに納得。これを著者の方はほとんど独学で成し遂げたのだから、凄い。

    私が、生徒に教えるときには、この著者がいうように「弾けないところの理由を考える」力を身に付けさせるのが大切だと考えている。だから、解決法を教える時期、その解決法を応用して「じぶんで考えさせる時期」というのも必要。場合によっては、「じっと待つ」。待っているだけでは、じぶんで解決法を見つけない場合もあるし、そもそも「弾けていないのがわからない」という場合もある。

    そういう意味では難しいのだ。教えるうえで、「とにかく弾くこと!」なのか「反復練習するなかれ!」なのか・・・どっちの方針でいくということでもないのだけど。。。

    いずれにしても、この本は「練習の仕方」を整理するうえで役にたつ。特に第4章「陥りやすい罠」は必読。

    楽器を練習している人であれば、すべての人に役立つはずである。

  •  「ピアノをうまく弾けるようになりたい!」けれど、なかなか上達せず、頭打ち・・・どうしたらいいの?という人にお勧め。

     うまく弾けない・・・そんなとき、どう対処すればいいのか。そのための処方箋が数多く書かれているので、どれかあてはまるでしょう。
     私の場合、「指で覚える」「忘れる、止まる」「うまいと錯覚する」など、イタイところをズバッとついてくる。

     あと、練習方法についての金子さんの考えが示されている。「速く弾くにはゆっくり弾く」といった、ピアノを練習している人にとって「うんうん!」といった箇所もあるし、「リズム練習はやらない」「ハノンやチェルニーなんか嫌い」(確かに、嫌いな人多いんでしょうが)のように、問題的型の箇所もある。(チェルニーについて詳しく知りたい方は、「21世紀ヘのチェルニー」がオススメ)

     一番残念だったのは、金子さんが、小学校へはいる前からからオルガン→ピアノを習っていた、という事実。私は、ピアノを始めたのが30歳を超えてからだったので、「小さい頃からピアノをやっていなくても、ピアニストに慣れる可能性があるんだ!」と、夢と希望をふくらませていたのです・・・・
     大人になってからも使える技術が盛りだくさんですし、「考える」ことは、大人の得意技なので、この本の有効性は変わりませんが、「小さい頃でないと培えないスキルはないんだ」「大人になってからでも、小さい頃から習っていた人のようになれるんだ」と思える本ではありません。
     

     まだ完全に読破しておらず、読みたい箇所をつまみぐいしている状態なので、完全なレビューにはなっていません。すみません。

  • これから独学でやっていくという人間にはやはり難しい内容である程度の音楽知識や演奏経験があって伸び悩んでいる人に丁度いいかなと思います。練習を積み重ねていくうえでレベルに応じてその都度読んでみると違った読み方ができるかもしれません。

    完全に最初から全て独学のピアノ本というのが読みたいですね。

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挑戦するピアニスト 独学の流儀の作品紹介

ピティナ・ピアノコンペティションソロ部門特級グランプリの偉業。数々のオーケストラとの共演、CD録音、ソロリサイタル…。中学・高校の数学教師を本職にしながら、疾走し続ける異色のピアニスト。怪我による挫折、仕事との両立に苦しみ、編み出した独自のメソッドとは…。

挑戦するピアニスト 独学の流儀はこんな本です

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