ほおずき大尽 人形佐七捕物帳全集 (1) 春陽文庫 (春陽文庫 A 6-1 人形佐七捕物帳全集 1)

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  • 春陽堂書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784394106012
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  • 『羽子板娘』
    羽子板のモデルになった娘・お蝶殺害事件。同じく羽子板のモデルになったお蓮の溺死事件。そして3人目の羽子板娘お組の誘拐事件。佐七の捜査。お組の母親と番頭の関係。

    『開かずの間』
    密室で毒殺された遊女・かしく。彼女の妹・お新が同じ部屋で毒殺される。かしくのライバルであり親友であったお園がかしくの母親に仕送りをする理由。かしくの常連・駿河屋との関係。

    『嘆きの遊女』
    花見にやってきた佐七が見とれる女性。その女性に絡む男たち。騒ぎの中で殺害された中間。女性の正体。お粂の父親と海賊仲間の謎。

    『音羽の猫』
    佐七の子分・辰の通う女のもとで切った猫の爪。金色の猫の爪にかくされた秘密。殺害された女の謎。その後自殺した造詣師の男、猫の飼い主の女と事件の関係。

    『蛍屋敷』
    蛍の群がる駕籠の中から現れた遺体。1年前に起きた隠居の殺人事件。隠居の為の込んだ金の行方。

    『佐七の青春』
    お粂と喧嘩して家を飛び出した佐七。飛び出した先で出会ったお絹。酔って目を覚ますと十手が盗まれていた。殺害された丁稚の遺体から発見された十手。海賊との関係。

    『ほおずき大尽』
    狂気に陥り座敷牢に閉じ込められた「ほおずき大尽」と呼ばれる隠居・海老屋万助。万助の面倒をみるお国。脱走した万助が起こす殺人事件。お国の甥たちと恋人又蔵の秘密。

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著者プロフィール

1902 年5 月25 日、兵庫県生まれ。本名・正史(まさし)。
1921 年に「恐ろしき四月馬鹿」でデビュー。大阪薬学専門学
校卒業後は実家で薬剤師として働いていたが、江戸川乱歩の
呼びかけに応じて上京、博文館へ入社して編集者となる。32
年より専業作家となり、一時的な休筆期間はあるものの、晩
年まで旺盛な執筆活動を展開した。48 年、金田一耕助探偵譚
の第一作「本陣殺人事件」(46)で第1 回探偵作家クラブ賞長
編賞を受賞。1981 年12 月28 日、結腸ガンのため国立病院医
療センターで死去。

「2022年 『赤屋敷殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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