- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784394301141
感想・レビュー・書評
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欲望の底深さ
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長編サスペンス。
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結局のところ、大げさな表現でとんでもないことのように書かれていたものがただのよくできた〇〇であったにすぎないと思ってしまうのは現代を生きる人間だからだろうか。
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設定にとことん無理のある、かなり素っ頓狂なスリラー(笑)
でも、乱歩だから、まあいいか、という感じ(^^;)
やっぱり短編の方が上手いんだよなぁ。 -
銀座の陰気なカフェでポン引き紳士に誘われて、
猟奇の徒・青木愛之助は「秘密の家」を訪れた。
そこで彼が出会ったのは、友人そのままの幽霊男であった。
今では実現可能に思えるトリックですが、
この時代ではとんでもく突拍子なトリックだったんだと思います。
それを思いつく乱歩もスゴイです。
今なら出来そうでも、乱歩が描くと何だか不思議な世界が広がります。 -
このお話に出てくるトリックは現代に於いて、もう実現可能なレベルにまできてるな、と思った。こういう犯罪は通用するんだろうか。実は隣のあの人も偽者だったりして。
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猟奇=グロではなく、アウトローみたいな意味。当時としては荒唐無稽と言うか、面白い話だったのかなと。リズムが悪くちょっと疲れる。