空間構造物語: ストラクチュラル・デザインのゆくえ

著者 :
  • 彰国社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784395006397

作品紹介・あらすじ

建築空間と構造デザインが出合うところには、時代や場所、そこに携わった人たちによって、それぞれの物語が存在する。本書は、そうした空間と構造の交差点に立ち現れる幾通りもの「物語」によって織りなされている、空間デザインの入門書である。本書の「物語」を支える視点は何か。それは"歴史をめぐる視点""人物をめぐる視点""構造デザインをめぐる視点""「発想から建設へ」をめぐる視点""ストラクチュラル・アートをめぐる視点"。この五つの視点を軸に、空間構造の多様な展開とエンジニアの独創性、構造デザインの可能性やアーキテクトとエンジニアのコラボレーションについて語りながら、著者がこれまでに「考えたこと」「体験したこと」「教えてきたこと」を織りまぜ、「時間と空間」「文明と文化」の中で築きあげられてきた空間デザインの世界に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/718398

  • 具体例の図版たくさん。パビリオンやワークショップまで入っているのが刺激的。
    歴史について記述した叙情的な文章も付いてくる。
    インスピレーションを得るためという使い方なら、構造デザイン系の本の中ではいちばんおすすめかもしれない。

  • 現・日本建築学会会長の斉藤公男氏による、代表的な建築構造解説書。
    といっても教科書タイプでもなく、ところどころに斉藤先生のスケッチが入っていたり、
    とても親しみやすい本であると言えるでしょう。

    ちなみに、斉藤先生が金沢にいらっしゃったとき、講演の最後の質問時間の際、
    幸運にも質問させていただきました。

    斉藤先生の兄弟子にあたる青木繁氏の晩年に尽力された木構造についてだったと思います。
    これからの最先端マテリアルとしての木造とはいかにあるべきか、みたいな感じの質問でした。

    当然、第一線の方からアドバイスをもらったことはその後の僕の建築活動に良い刺激となりました。

  • 非常にわかりやすいしキレイ☆

  • 構造への興味だけに留まらず、様々なものへの興味を促してくれるbook.
    一日十円貯金、一年間貯めたお金で買うべし!

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