眼を養い手を練れ―宮脇檀住宅設計塾

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  • 彰国社 (2003年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (147ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784395006434

眼を養い手を練れ―宮脇檀住宅設計塾の感想・レビュー・書評

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  • 宮脇檀さんが”塾長”として指揮を執った、日本大学生産工学部の居住空間デザインコースの講義の様子を再現した本。住宅を作りたくて、設計の勉強を始める人に。

  • 住宅設計を念頭に書かれたテキストですが、建築設計行為一般として読み変えることも可能。初学者向けかもしれないが、今の私には必要と判断。読んでいて楽しい。

  • 「目を養い 手を練れ」のタイトルに惹かれて買った本。・・・面白いです。
    住宅設計の本質というか、住宅は人間のためにあるのだなぁと(あたりまえか)・・でも読んでいてそれを改めてしみじみ感じます。
    著者の人間に対する深い観察力と優しさが、ふんだんに掲載されている手描きのスケッチとともに伝わってきます。

    住宅の奥深さと、住宅のプランニングというのは単に部屋割りということではないということを強く思わせる本です。そしてそれが楽しくなければいけないということも・・・

    最後のページが「パーティーを開こう!」(笑)この本は人生の豊かさと、住宅の豊かさがリンクしているのをおしえてくれます。

  • 授業の参考書に指定してあって、今まで読んで無かったのがおかしい本の一つ。

  • 眼を養う・・・

    これは建築に限らず、良いものをたくさん見て自分に吸収すること。

    エクステリアやガーデンのデザインも・・・それだけを見ていてもダメなのだと思うのです。

    あらゆるものに興味をもち、絵画、自然の風景、建築など、

    心の震えるような美しいものをたくさん見て自分の中に溜め込む。

    そうして自分の中にストックされていったものが、何かを作り出そうとする時に

    自分の中から新しい形として生み出されてくる。私にもそんな実感があります。

    それがなく、ただ既存のデザインをなぞって真似しているだけでは

    すぐ限界がくるような気がします。



    手を練る・・・

    とにかく、描くことを億劫がらないこと。

    どんどんイメージを形にすること、スケッチでも図面でも思ったものは実際描いてみる。

    単に知識を頭に詰め込むだけでは意味がない。

    自分の住居、旅先のホテルの部屋、庭・・・実際採寸して、平面図などもスケッチしてみる。

    そうして、実際のサイズなどを体感していく。



    それらを前提として学ぶ建築。

    こんな先生に建築を習ってみたかったなぁ、と心底思う私です。

  • 読んでて楽しい!
    生き生きとした宮脇さんがいる気がする。

  • 必需品。

  • この本は、一昨年によく読んだ。
    自宅のセルフビルドを志して、建築の専門学校に夜間通っていたころ。
    学校には金も土地も知識もないのに、自分の家を建てたくなったから通い始めた。

    モデルハウスには行かなかった。最初から気に入るわけない。
    だから中古の古民家を探した。でも気に入った家は見つからない。
    その内、ログハウスなら素人でも建てられそうだと思った。
    色々調べるうちにそんなに設計の自由度がないと気付いた。
    でも、技術本をみてもさっぱり????だった。
    だったらとことん勉強してやろう。でも、どんな家ならいいの・・?

    住宅の設計は、
    どんな暮らしをしたいのかという住み手(自分)の思いが明確でなければ出来ない。
    そんな疑問を突きつけられた。
    雨露をしのぎ、暮らしを包みこむ道具。空間を作る。借景を作る。

    自分でメンテナンスが出来る家
    新建材という名の偽者を使わない家
    使い手によって柔軟に使い方が変えられる家
    二酸化炭素を出さない家
    エネルギーの自給が出来る家
    家族3代が暮せる家
    時間と共に美しくなる家
    等など・・・・。
    作りたい家の要素はまだまだ固まっていない。
    もしかしたら固まることはないのかも知れない。
    急ぐ必要はまったくない。
    最近は、家を新築したいのかもよくわからくなった。

    この本を改めて読んでみてデザインの基本的な考え方を再認識できた。
    そうだ。自分が盛り込みたい幾つものコンセプトが敷地の中で相反してまとまらないときの苦しみ。
    寝ずに必死に考えて、両方が成立する一つの解決策が見つかったときの快感。
    そして翌朝、客観的に再検証してみたときに、阿多新たな矛盾を発見した時の落胆。
    その繰り返しで締め切りが迫り、妥協せざるを得ない現実
    でも、最初のアイデアよりはるかに練られたいいプランになっている達成感。
    そんなデザインの手順や考えるべきポイントの基礎を教えてくれる本です。

    それと、スケッチの重要性。サボり気味で反省。

    「スケッチ(メモ)はそのメモが大事なのではなく、メモをしたその行為そのものが重要である。」

    タイトルの「手を練る」とはスケッチのこと。
    スケッチとは、見たものを紙に出してみる行為。上手い下手は関係ない。
    INPUTをしたらOUTPUTする。だから体で覚える。

    デジカメで記録することと、スケッチをすることは全く違う。
    さて、明日は無地のノートと鉛筆を持って出かけてみようかな。

    『眼を養い 手を練れ』 編著者:宮脇塾講師室 出版:彰国社 1905円

  • 教科書

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眼を養い手を練れ―宮脇檀住宅設計塾の作品紹介

洗練された都会的なセンスと、古今東西の建築から素早くかつ貪欲に学ぶ研究心、百戦錬磨のテクニック、そして万年青年のようにしなやかな精神-宮脇檀の世界から住宅設計の精神を、さあ、老いも若きも一緒に学ぼうではないか。

眼を養い手を練れ―宮脇檀住宅設計塾はこんな本です

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