- Amazon.co.jp ・本 (147ページ)
- / ISBN・EAN: 9784395006434
作品紹介・あらすじ
洗練された都会的なセンスと、古今東西の建築から素早くかつ貪欲に学ぶ研究心、百戦錬磨のテクニック、そして万年青年のようにしなやかな精神-宮脇檀の世界から住宅設計の精神を、さあ、老いも若きも一緒に学ぼうではないか。
感想・レビュー・書評
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建築のバイブル ずっと持っておきたい本
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<シラバス掲載参考図書一覧は、図書館HPから確認できます>https://libipu.iwate-pu.ac.jp/drupal/ja/node/190
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2022.01.26
オーガニックスタジオ新潟 相模社長のおすすめ本だったので読んでみた。
これから家を建てる人向けというよりは、建築家を目指している人向けの内容だったので理解するのが難しい部分もあり…。
古い本ですが、「良い家」に対する根底の考えはいつの時代も変わらないのだな、と再確認できました。
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大学の授業で購入。
住宅メーカーで働き、6年経って初めて読んだ。
住宅を設計することもそうですが、住宅を見ることに対しても非常に有効な本でした。
とくにあかりに対しての考え方はとてもためになります。
宮脇さんの言葉、教師陣の言葉はとても明瞭でわかりやすかったです。
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Architect
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宮脇檀さんが”塾長”として指揮を執った、日本大学生産工学部の居住空間デザインコースの講義の様子を再現した本。住宅を作りたくて、設計の勉強を始める人に。
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「目を養い 手を練れ」のタイトルに惹かれて買った本。・・・面白いです。
住宅設計の本質というか、住宅は人間のためにあるのだなぁと(あたりまえか)・・でも読んでいてそれを改めてしみじみ感じます。
著者の人間に対する深い観察力と優しさが、ふんだんに掲載されている手描きのスケッチとともに伝わってきます。
住宅の奥深さと、住宅のプランニングというのは単に部屋割りということではないということを強く思わせる本です。そしてそれが楽しくなければいけないということも・・・
最後のページが「パーティーを開こう!」(笑)この本は人生の豊かさと、住宅の豊かさがリンクしているのをおしえてくれます。 -
授業の参考書に指定してあって、今まで読んで無かったのがおかしい本の一つ。
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眼を養う・・・
これは建築に限らず、良いものをたくさん見て自分に吸収すること。
エクステリアやガーデンのデザインも・・・それだけを見ていてもダメなのだと思うのです。
あらゆるものに興味をもち、絵画、自然の風景、建築など、
心の震えるような美しいものをたくさん見て自分の中に溜め込む。
そうして自分の中にストックされていったものが、何かを作り出そうとする時に
自分の中から新しい形として生み出されてくる。私にもそんな実感があります。
それがなく、ただ既存のデザインをなぞって真似しているだけでは
すぐ限界がくるような気がします。
手を練る・・・
とにかく、描くことを億劫がらないこと。
どんどんイメージを形にすること、スケッチでも図面でも思ったものは実際描いてみる。
単に知識を頭に詰め込むだけでは意味がない。
自分の住居、旅先のホテルの部屋、庭・・・実際採寸して、平面図などもスケッチしてみる。
そうして、実際のサイズなどを体感していく。
それらを前提として学ぶ建築。
こんな先生に建築を習ってみたかったなぁ、と心底思う私です。 -
読んでて楽しい!
生き生きとした宮脇さんがいる気がする。