日本建築史序説

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著者 : 太田博太郎
  • 彰国社 (2009年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784395012312

日本建築史序説の感想・レビュー・書評

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  • 2017/03/27ブックオフ購入

  •  先日、文化行政に批判的に記述したら、理科大の宇野先生から、大田博太郎先生の文化財保存の努力を学びなさいと指導され、急遽、職場の図書館で探して読了。

     中身についてコメントする能力なし。

     しかし、全体を通じて、日本の独自の建築様式が、シナ様式(先生の言葉)を取り入れ、それを改良して、独自性を確保してきたことを強調していることがよくわかる。

     生意気に、それに批判的にいうことは避ける。

     むしろ、日本が、国として、中国を甘く見て、戦争を始め、そして米国に徹底的に敗北して、重要な建築物を焼かれてしまった。そして混乱した戦後、米国に占領された中で、日本の大事な建築物の価値を強調した先生の気持ちを理解しようと思う。

     戦後の占領下での伝統的な建築物の保護が戦後の最初の危機だったとすれば、これから、日本の社会経済が成長しにくくなり、国や地方公共団体の財政が厳しくなる一方の現時点が、第二の危機の入り口だと思う。

     先日のブログでも書いたように、もうこれ以上の税金を通じた保存ができなくなった場合に、どうやって民間の資金を入れて重要な建築物を守っていくか、街並みを守っていくか、もしくは地域の力、貢献で守っていくか、について真剣に考える必要がある。

     その意味で、日本建築の大切さを勉強して肝に銘じて、その保存、活用などの方向を考えていきたい。

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