ロウソクと蛍光灯―照明の発達からさぐる快適性 (祥伝社新書)

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著者 : 乾正雄
  • 祥伝社 (2006年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396110406

ロウソクと蛍光灯―照明の発達からさぐる快適性 (祥伝社新書)の感想・レビュー・書評

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  • 建築環境を光を観点に奥深く語っている。
    人間欲求のヒエラルキー(WHO)は、安全性、健康、能率、快適性の4つに分類されるとのこと。マズローの欲求段階説との対比が面白い。

  • 天の岩屋戸や創世記における「神の光」を端緒に、焚き火、ロウソク、オイルランプ、ガス灯、白熱球、蛍光灯といった照明の歴史を辿り、灯りと人間生活の理想的関係のあり方を考察した一冊。後半は著者の専門である環境工学の分野での話題が中心。

    ロウソクやオイルランプの歴史は紀元前に遡るが、それが一般に用いられていたかは別問題であり、広く民草の間では囲炉裏や暖炉など暖房や調理設備と未分化な炎が主たる照明であった。そこからいかにして照明の炎が独立していったかなど、当たり前のようでいて深く考えたことの無かった事物への考察が面白い。

    本書では、なぜ日本にだけ蛍光灯の白い光が急速に普及したかについて、日本人の極端な明るさ好き、黄色人種の眼が眩しさに適応しやすいこと、夏の熱帯夜などを挙げているが、他に狭い窓から直接光を取り入れる欧米建築に対し、広い縁側で反射させて部屋全体に間接光を取り入れる日本住宅の特性も影響を及ぼしているように思う。

    後半では、一般に失敗に終わったとされるホーソン実験に対し、著者が行った実験が一定の成功を収めた事など、人間工学や建築と快適性に関する考察が興味深い。

  • 使えたのは序盤だけで、あとは近代の採光技術関係になってしまってしょぼん。作者の人は悪くない わたしが見誤ってしまっただけ……。

    しかし、灯りの歴史資料としたら、「神戸らんぷミュージアム」の図録の方が断然お役立ちです。

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ロウソクと蛍光灯―照明の発達からさぐる快適性 (祥伝社新書)の作品紹介

スローライフの要は「照明」にあり!人間にとって真に心地よい「灯り」とは?明るさ至上主義の日本を見直す画期的考察。

ロウソクと蛍光灯―照明の発達からさぐる快適性 (祥伝社新書)はこんな本です

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