人は「感情」から老化する―前頭葉の若さを保つ習慣術 (祥伝社新書)

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著者 : 和田秀樹
  • 祥伝社 (2006年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396110529

人は「感情」から老化する―前頭葉の若さを保つ習慣術 (祥伝社新書)の感想・レビュー・書評

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  • 「老化」は前頭葉、すなわち感情を司る器官から始まるんだそうです。そのため前頭葉を活用していけば老化は防げるのだとか。なるほど。専門家が言うからにはそうなのでしょう。

    ちなみに感情年齢52歳でした。

  •  著者は老人専門の総合病院で臨床医として10年以上勤務し、老年精神医学を専門とする。この分野は高齢者が多い日本に特有のものであるとの事。数千枚に上る老人の脳の写真の観察から、脳は特に感情を司る前頭葉から縮み始めるらしい。
     この感情の老化を、やる気、イライラ、落ち込み、物忘れ、不安と順を追いながら、防止法・対処法と処方していく。
     特に頭脳も運動能力と同様に、トレーニングによって、衰えをカバーできるようだ。家庭菜園、ギャンブル、キャバクラと好きなことなら実行し、お金は使いきれと。
     政治家がいつまでも若い理由、長野県のPPK(ぴんぴんころり)実現要因。多様な具体例を引きながら、ココロのアンチエイジングを説く本。

  • すべてのキモである感情を老化させないため、どうすればいいか(前頭葉教育)について書かれている。中高年に向けた中谷彰宏のような本だった。また、現代では呆けた老人は案外ケアが充実しているが、馬鹿な老人は本当に誰からも相手にされず、悲惨である(187ページ)という指摘に納得した。

  • 知力や体力からではなく、老化は感情をつかさどる前頭葉の委縮から起こることが、腑に落ちる本だった。

    高齢になると体調不良で体力が落ちてしまうから、好奇心ややる気が失われているものだと考えてしまっていたけど、それだけではなく、前頭葉が委縮するためにそんな傾向になってしまうのだと納得。

    私も、すでに萎縮しているのかもしれないと思い当たることがある。
    面倒くさいな~って思うことが以前より増えて来たから。

    読んでいると、日頃から意識して出来ることは、すぐにやれそうなものが結構あった。

    いつものワンパターンな暮らしから脱却。
    散歩等の外出でもルートを変えてみる。
    本やテレビで内容を受け売りでも人に話す。
    人の話は、質問をするつもりで聴く、鵜呑みにしない。
    ギャンブルに行く←これは、したいとは思わない。
    意欲のある人の行動、言動を見習う。

    読んだ内容を自分なりに「出力」することも大事。
    このレビュー・感想もそれに該当していると思う!

  • 3

  • 1:人間の本質的な老化のスタートは感情の老化にかかっている

    2:前頭葉の機能が衰えてきて意欲が弱まっているからこそ、自分の興味や好奇心を大切にしないといけない。
    年だから、という理由で年相応のことを無理して始めようとしたりしないで、興味のあることにチャレンジすることが大切!

    3:自己満足より、自己愛を満たす
    自己満足を超えて、相手に認められたいというのを自己愛とするならば自己愛欲求を満たすことを活用したい。たとえば、配偶者が自分のことを愛してくれていてよく理解してくれているなら素晴らしい。さらに、子供からお父さんはなんでも知っていてすごいなぁと尊敬されれば活力も湧いてくるのではないだろうか。
    逆におくさんや子供から疎まれているのに、自慢話で塗り固めるとかえって馬鹿にされて自己愛をどんどん得られなくなってくる。

    4:世間が狭い人ほど、ひとたび自己愛が満たされなくなったときにポキンと折れてしまう。仕事一筋で真面目な人が会社で左遷されただけでアッというまにうつ病になってしまうようなケース。
    それを防ぐために、引退後は地域との関わりの中での自分の居場所をみつけるといい。たとえば、PTAのような場面で役員になって一目置かれるような状況におくこともひとつの作戦だ。

    5:自分の思い通りにいかない時こそ、一呼吸置いて冷静に状況を判断する習慣を身に付けたい。→通勤ルートを変えるなど、常に生活に変化アクセントをつける。

    6: 夫婦関係を良好に保つコツ
    お互いに相手にそれほど期待しないこと。相手の性格を変えてやろうとか、もっと尊敬させてやろうなどと思うことは百害あって一利なしである。

    7:怒りの感情を持つことと、怒りの感情に翻弄されることは全く違う。
    激情に流されるままに振る舞うのは若いというよりむしろ、未熟な脳。あるいは老化して機能が低下している脳みそである。
    腹が立った時はどうすれば立腹の原因を解決できるかを考える。

  • 前頭葉ねえ

  • 知力・体力よりも感情力が衰えることの心配をした方がいいそうです。
    思い当たることがいっぱいあってとても腹に落ちました。

    逆に感情力が衰えることで、知りたいとか身体を動かしたいと思うことも無くなるという、当たり前の事実にはドキッとさせられました。

  • 2015/7/26bookoffで購入。

  • 人は感情から老化するとは知りませんでした。
    若いうちからの備えが大切だと痛感しました。

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人は「感情」から老化する―前頭葉の若さを保つ習慣術 (祥伝社新書)の作品紹介

人間の老化は、「知力」「体力」より、まず「感情」から始まる。記憶力の衰えを気にする人は多いが、知能・知性は高齢になってもさほど衰えないことがわかっているし、正常歩行能力なども思っている以上に、維持される。それよりも問題なのか、怒り出したらずっと怒っているといった、感情のコントロールや切り替えができなくなったり、自発性や意欲が減退していく「感情の老化」だ。脳の中でも、記憶を司る「海馬」などよりも、人間的な感情を司る「前頭葉」から、真っ先に縮み始めることがわかっている。これを放っておくと、体も脳も見た目も、すべてが加速度的に老化してしまう。本書の「前頭葉を若く保つ習慣術」で、感情の老化を食い止めよう。

人は「感情」から老化する―前頭葉の若さを保つ習慣術 (祥伝社新書)はこんな本です

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