日本神話の神々 (祥伝社新書)

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著者 : 井上宏生
  • 祥伝社 (2006年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396110598

日本神話の神々 (祥伝社新書)の感想・レビュー・書評

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  • 古事記と日本書紀を基にした歴史探訪の旅記録です。この本でだいたいの日本神話の歴史が分かりますが、それよりも著者の見解の方が面白いです。
    つまり、古事記や日本書紀を書いた人の心情を探る、ユニークな視点での考察が魅力です。アマテラスを強力な神に仕立てあげるために兄弟のツキヨミとスサノオを陥れたとする考えは感嘆します。著者は『古事記や日本書紀は人間が書いたものだから、彼らの真意から読み説くことで今までになかった視点が追加される』、というような観点から見ているので、もはや壮大な神話というよりは、作者の粗探しやご都合主義を看破するみたいな内容で、思っていたのと少し違いましたが、楽しめました。

    そういえば、一姫二太郎って三貴神のことを指すのでは(アマテラスが長女、ツキヨミが長兄、スサノオが末弟)……なんてちょっと思っちゃいました。

    興梠の姓は、僕の母方の姓なので、ちょっとびっくりしました(笑)

    神様にもランクがあり、それも取って付けたような感じなので、やっぱり神様の存在は人間が創り出したものなんだと再認識させられます。個人的には、漫画『海皇紀』に出てくる名言「いない神はいたずらはしない…するのは常に人だ」「栄枯盛衰は世のならい…と言うが 枯らすのは天よりも人が多い」に惹かれます。
    日本神話の神々を学ぶには適した本ではありません。もっと深く掘り下げた、初心者向けの本があると思います。
    何故スサノオはダメ弟として描かれたのか、イザナギとイザナミの物語を悲劇的にしたのは何故か、結局は『神のみぞ知る』でしょうが。
    僕の評価はAにします。

  • 日本書紀、古事記の内容をシンプルに追ってわかりやすくまとめました、という印象。一度日本神話をおさらいしておきたかったので、そんな目的や入門編としてさっくり読むのにうってつけ。写真も多く、筆者が実際に神社に行っての印象を書いてくれているので、想像をかきたてられます。
    知らない地名や神社名、神様の名前も多かったので、もうちょっと詳しくなってから再読しようかなあ。

    タケミカヅチかっこいいよタケミカヅチ
    やっぱり地元の神様には愛着がわきますね。うちの近所のは勧請した方だけど。
    漢字表記は建御雷神がシンプルで好きだなーなんてどうでもいいか…

  • 歴史の本をいろいろと読んでゆくと、日本の神話の話をしらないとよくわからないことが多くなってきた。小中高と歴史を教えてもらってきたが、正直優等生ではなかったので、ほとんど知らない。天照大神についても扉をあける話ぐらいしかしらなかった。この本は神話について良く説明されていて、今でもある神社の様子が記されていることから、雰囲気を想像しながら読むことができる。日本人の考え方には常に日本神話があると思う。もう少し、これについては、本を読んでみたい。

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