これが中国人だ!―日本人が勘違いしている「中国人の思想」 (祥伝社新書 113)

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著者 : 佐久協
  • 祥伝社 (2008年4月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396111137

これが中国人だ!―日本人が勘違いしている「中国人の思想」 (祥伝社新書 113)の感想・レビュー・書評

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  • こんなタイトルつけなきゃいいのに。

    時代ごとに中国でどのようなイデオロギーが台頭し、思想を形作ってきたのか歴史に沿って解説。

    思想史のようなホン。

    内容は悪くないのに、ターゲットとしてる層がアレなんだろうなぁ。もったいない。

  • 内容の大部分は中国の歴史。
    思想というかイデオロギーに影響を与えるような
    そういう歴史の話。

    中国人は神様とか、死後の世界には興味が薄いので、
    今をどう生きるかにフォーカスがいくらしく、
    がめついことに抵抗がないんだろうなぁ。

    あと、裏切りの連続だったから、
    裏切りは当たり前で、疑心暗鬼が強いのもしょうがない的な。

    なんとなくわかってきた。

  • 面白い

  • ・・・ う~ん。結構時間がかかってしまいました。
    とてもゆっくりと読み進めました。というのは、なんとなく大学受験勉強の
    世界史を思い出してしまったからもしれません。あれだけ一生懸命に覚えたのに、社会人になってからはじめて再会した単語がいっぱいあって(笑)。足下を確かめながら読んでいる気分でした。
    最終的には、僕個人としては「中国人、中華って理解できない」と言うのが本音ですが、妙に納得してしまったのは、第五章「宋・元時代のイデオロギー/憎悪による団結」です。言葉としては、とてもエキセントリックですが宋・元時代はきっと、DNAに訴えかけるトラウマなのかもしれないですね。ちょっと引用すると、
    『秦カイに対する憎悪は、「憎悪による団結」という伝統となって現在中国にまで生きています。現世利益傾向の強い漢民族は多数決や抽象的な理念でまとまることが難しく、それが市民レベルでの宗教戦争が起こらなかった利点でもあると言われていますが、その結果、団結を必要とする時には、憎悪感情を煽るというネガティブな方法が採られるようになったのです。憎悪を煽ること自体は独裁国家によくある事ですが、中国の場合、その歴史は古く憎悪エネルギーは強大なのです。』
    そして、
    『「歴史は流れるもの」という認識と「歴史は繰り返されるもの」』という、歴史観に対する認識の違いが、何となくキモなのかなと思いました。
    残念ながら、僕自身は「中華」の思想はわからない、と言うか許容できそうも無いです。
    沢山考える事をあて得てくれた一冊でした。

    詳伝社HP紹介文より。

    なぜ人を殺す?
    なぜ軍隊を強化する?
    なぜチベットを弾圧する?
    答えは歴史の中にあります
    <孔子から胡錦濤までの行動原理>

    孔子「天は私に道徳的国家を築く指名を与えた」
    老子「人にとって悪でも天にとっては善」
    孟子「造反有理」
    毛沢東「ものごとは千年単位で考えよ」
    とう小平「金儲けは悪くない」

    ■中国人はなぜ、自分のことしか考えないのだろう?
    いったい中国人とは何者なのか。彼らは何を考え、何を信じているのだろうか。
    同じ漢字を使うからといって、中国人は身近な存在ではありません。漢民族には宗教も神もなく、道徳すらも定着しませんでした。儒教は韓国に、仏教は日本に、道教は香港や台湾に逃げ出してしまい、中国は真空状態。絶えず道徳を唱えているのは、道徳が根づいていない証拠です。
    古代から現代までの中国思想を楽に読み通すために、本書は書かれました。たびかさなる戦乱を生き延びる知恵を、いかに身に付けたのか。その知恵とはいったい何か。一筋縄ではいかない謎の民族・中国人の発想が明かされていきます。
    日本人の知らない中国人がここに!
    http://www.s-book.net/plsql/slib_detail?isbn=9784396111137

  • ダンナさんの本棚より。
    自分の本を減らしたくないばっかりに、ダンナさんの本から先に読む。

    題名と内容にギャップ。
    中国の過去の思想が現代中国人の考え方にどのように影響、反映されているかについての検証、分析があると思ったのよ。
    いや、まったくナイわけじゃないんだけど…。
    「中国思想史の変遷」とかにしてくれれば、がっかりしないで済んだのに。
    でも、中国史を古代から現代まで順を追って、過不足なく解説してくれてるので、高校の補助教材にしたら良書。かも。

  • [ 内容 ]
    いったい中国人とは何者なのか。
    彼らは何を考え、何を信じているのだろうか。
    同じ漢字を使うからといって、中国人は身近な存在ではありません。
    漢民族には宗教も神もなく、道徳すらも定着しませんでした。
    儒教は韓国に、仏教は日本に、道教は香港や台湾に逃げ出してしまい、中国は真空状態。絶えず道徳を唱えているのは、道徳が根づいていない証拠です。
    古代から現代までの中国思想を楽に読み通すために、本書は書かれました。
    たびかさなる戦乱を生き延びる知恵を、いかに身に付けたのか。
    その知恵とはいったい何か。
    一筋縄ではいかない謎の民族・中国人の発想が明かされていきます。
    日本人の知らない中国人がここに。

    [ 目次 ]
    第1章 春秋・戦国時代のイデオロギー―人治主義のDNAがしっかりと組み込まれた
    第2章 秦・漢時代のイデオロギー―永続する一つの国であるという認識が生まれた
    第3章 三国・晋・南北朝・隋時代のイデオロギー―儒教、道教、仏教の三大イデオロギーが揃った
    第4章 唐時代のイデオロギー―美意識と亭楽主義が定着し平等意識も誕生した
    第5章 宋・元時代のイデオロギー―民族意識の強固さはモンゴル支配の屈辱が原因
    第6章 明・清時代のイデオロギー―近代的な国家意識が芽生えて孫文が登場した
    第7章 中華民国と中華人民共和国のイデオロギー―〓(とう)小平の改革開放と先富論が国を覆った
    第8章 まとめと予測―真の大国になれば全人類の利益になる

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • タイトルから期待・想像した展開ではなく、思想を軸にした歴史書であった。
    しかしながら、単なる歴史書ではなく、歴史の流れに沿った形で、
    次第に積み重ねて形成されていく中国人(シナ人)の宗教感・思想感を懇切丁寧に教えてくれる示唆深い本であった。

    年表が嫌いで歴史を遠ざけている人には、最適な物語的歴史書だ。
    中国史ダイジェスト版としてもお勧めだ。

    最後のまとめと予測こそページ数が少ないがその大半をかけて示した証拠から得た結論であり、
    「面子を立てれば、驚くほど物分りが良く寛大な大人となることも事実なのです」に凝縮されているのだろう。

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