この「社則」、効果あり。 (祥伝社新書 117)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396111175

作品紹介・あらすじ

会社の規則といえば、いかにも手抜きサラリーマンを鞭打ち、生産の効率化を後押しするためにあるような、そんな暗く窮屈なイメージを頭に浮かべる人も多いだろう。しかしそれは、大きな誤解である。著者は言う。会社のルールや制度は、その個性を形で表わした象徴のようなもの。つまり会社は、個性的な「社則」を自らのものにすることで、個性的な存在でいられると。そこで働く社員の目から見て、より身近なルールや制度を見つけられたかどうかが肝心というわけだ。本書では、そうした格好の例がわかりやすく紹介されている。

感想・レビュー・書評

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  • ”カヤック代表 柳澤さんによる各社ルールの紹介。「どんな法人になりたいか」を社則・制度に落とし込むことへのこだわりに納得。”

  • 面白法人カヤック代表の著。カヤック他、いろいろな企業の変わった社則(やルール)が紹介されている。仲間として社員を大切にして、いかに力を引き出せる仕組みを作るかのヒントがいろいろ。

  • 100311/やや速/完/ビジネス
    会社の目的=社会貢献。経営理念=実現方法。普通の、絶対忘れない、力強いことば。
    人の評価=リーダーの資質。その人のがんばりや個性を認められるシステム。また全員がお互いを評価できるシステム。
    仕事する「仲間」を尊重するカヤック。
    社風を表現するカヤックスタイル。

  • さまざまな会社のおもしろ社則を紹介している。
    どんな社則でも、それが業績につながるならどんどんやるべきだろう。つながらないなら止めるべきでもある。

  • 図書館
    面白い。
    自分の会社の自慢話、にも見えないわけではないけれど、
    「こうしたらこうなった。だからこれはこの会社にとっていいやり方かもしれない」という実験が見えていて、面白い。
    人と同じく会社にも個性があり、その会社ならではのやり方があるという本。

  • 著者はあとがきで『結局「法人」の要素は、中の「人」なのです。中にいる「人」にこだわる。そうすればするほど「変わった法人=<変人>」ができる。すなわち、面白いルールや制度が導入できる、ということです。』と書いています。

    本書で紹介されている面白い社則はそこにいる人達だから、成り立つといものが多いです。面白い社則を導入する会社や働く人はみんな柔軟。
    そんな会社で、そんな会社と、面白いルールの中で仕事がしてみたいものです。

  • 【9月】

  • いろいろな面白い社則が満載!

    楽しく読めました。

  • 面白法人カヤックの柳澤社長著。

    いろんな会社のユニークな社則と、
    カヤックで実施した社則が紹介されている。

    いろいろな社則があって面白かったです。

  • 自分も経営者として曲がりなりにも会社を運営しているのだが、カヤックという会社に非常に興味があった。その名の通り、面白そうだからに他ならない。自分の会社もこうありたいと、半分羨ましい気持ちもある。

    ただ、この本はカヤック代表柳澤氏の紹介の元、世の中の面白い社則を取り上げているだけなので、それはそれで面白いとは思うが、カヤックの話はあまり深く触れられていない。

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著者プロフィール

面白法人カヤック代表取締役CEO。
1974年香港生まれ。慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、ソニー・ミュージックエンタテインメントに入社。98年合資会社カヤックを設立、代表取締役に就任。「鎌倉に本社を置く」「サイコロを振って給料を決める」などのユニークな社内制度や、毎年100以上の新サービスを世に送り出す。14年東証マザーズ上場。ゲームアプリ、キャンペーンアプリ、ウェブサイト、うんこミュージアムなど、ユニークなコンテンツを制作、企画している。

「2020年 『アイデアは考えるな。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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