欲張りで懲りないアメリカ人 (祥伝社新書166) (祥伝社新書 166)

著者 :
  • 祥伝社
3.60
  • (0)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 19
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396111663

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • [ 内容 ]
    「平気で嘘をつく」「けっして謝らない」「我慢をしない」―それが私の見たアメリカ人気質だ。
    在米24年、不動産投資家として、数々の物件を扱い、多くの人たちと仕事を通して接してきた。
    「借りるほうも借りるほうならば、貸すほうも貸すほうである」、そこには、サギ、デタラメ、ウソが充満している。
    政府の政策として、できるだけ、多くの人にマイホームを所有させようとした挙句、破産しても、一年後にはまたローンを組むことができるという、とんでもないことが横行した。
    彼らは、反省、我慢、恥ずかしい、などという観念は持ちあわせていない。
    アメリカ型消費資本主義など、けっして真似してはいけない実例集である。

    [ 目次 ]
    序章 投資家の私が見た狂気のアメリカ―サブプライムの現場から(バブルの真っ只中で見た狂気の沙汰;借家人を通じてみたアメリカ庶民の生活 ほか)
    1章 借金漬けのアメリカ人―クレジットは“麻薬”。米政府はその売人(その日暮らし;40代、50代でも貯金ゼロ ほか)
    2章 サブプライムだけではない―借り手も金融機関もウォール街も欲まみれ(問題はサブプライムだけではない!;差し押さえ、自己破産に陥る投機家ら ほか)
    3章 「悪いのは自分じゃない」―謝らないアメリカ人(謝らないアメリカ人;平気で嘘をつくアメリカ人 ほか)
    4章 社会背景―消える中流階級、増えるワーキングプア(増えない資金;経済繁栄に必要だった負債 ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 日本人に一番分かりやすい例は小室哲也。何十億と稼いでいたのに、ふたを開けると借金まみれだった。アメリカ人の大半がこういう生活をしている。
    アメリカでは自己破産者にも、すぐにクレジットカードの勧誘が届く。

全2件中 1 - 2件を表示

有元美津世の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×