意味不明でありがたいのか――お経は日本語で(祥伝社新書221)

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  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396112219

感想・レビュー・書評

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  • 今年は個人的にお経を耳にする機会が多かった。キリスト教の聖書と比べ、お経はなぜ意味が分かりづらいのか。日本人の特徴として、“意味が分からないほうがなんとなくありがたみを感じる”というのもお経が分かりづらいままで存在する理由の一つだそうだ。お寺に生まれた著者が、お経や仏教に関する行事の本当の意味を教えてくれます。

  •  お経のありがたさ、意味不明でも意味がわかってもそれぞれの心の中に染みわたる何かがあればそれでよいような気がするのだが。

     そこにある何かに、何か役割を与えようという事じたいおこがましいと思う?思わない?

  • 仏教界への疑問など、赤裸々に書かれており、おもしろい。

  • 本書でお経の意訳の一部が紹介されてるのを読んでみたが「日本昔話」とかシェークスピアの一文を読んでる気分になった。ていうか以外とお経ってそんなもんかも

  • 11/01/14。

  • いやー。
    現代語訳で意味が十分にわかっても、「ありがたさ」を感じる、とまでは…(とほほ)
    これでもかこれでもかと、崇めたてまつり褒め称えまくってるだけ?!

    まったく修行の足りない凡夫の心を動かすには至らず。
    発想の素晴らしさに星三つ。

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著者プロフィール

1948年、大阪府泉大津市生まれ。大谷大学大学院修士課程修了。真宗大谷派南溟寺住職。
著書に『正信偈のこころ 限りなきいのちの詩』法藏館、2001年。『阿弥陀経が聞こえてくる――いのちの原風景』法藏館、2003年。『真宗の学びとは』I-V、真宗大谷派四国教区教化委員会、2002-2009年など。

「2009年 『日本語で読むお経をつくった僧侶の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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