なぜ、町の不動産屋はつぶれないのか(祥伝社新書228)

著者 :
  • 祥伝社
3.21
  • (6)
  • (27)
  • (36)
  • (15)
  • (3)
本棚登録 : 289
感想 : 49
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396112288

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 町の不動産屋が潰れないのは自分で売買せず手数料で商売をして潰れるリスクを犯さないから

    三菱不動産は丸ノ内の土地の家賃収入だけで十分なキャッシュフローがあるので、無理な借金をせずに商売が出来る
    だから無理な借金をして急成長する新興不動産屋と違い不況に強い

    素人が不動産投資をする場合はこれに習い、買ったら絶対売る必要のない『土地』に投資すべき

    建物は建て替えられる

    内装は変えられる

    極め手は『土地』であり、『土地』は限りがあるので一生売る必要のない土地だけを購入し持ち続けるのがリスクのないやり方

  • ならほどと思わされる、大家業についての本。特に不動産業に関わっていない人に読んでいただきたい一冊!

  • タイトルに釣られて買ってみたが、(他の方のレビュー通り)想像してたものとだいぶ内容が違うのである意味ハズレ。

    町の不動産屋の話しというよりは不動産投資の本で、面白おかしく書いている文体だが、読んでいて「楽しい」、「興味深い」と思える本ではない。

    強いて言うなら建物よりも土地の価値に着目しなさいという点が印象に残るくらい。まあ、これも、「そりゃそうだよね」というレベル。

  • 土地は売らずに持ち続けるもの。
    土地の需給は長期にわたって不一致することはない。

  • 町の不動産屋さんに関する箇所は少ししかなかった。その部分は多少勉強になったが、まあ想像してた通りの内容だった。

  • 不動産屋がなぜ潰れないのか(=無借金で手堅い手数料ビジネスを月数件成立させれば良いから)は良くわかった。

  • 土地の重要性についての解説が示唆深い。土地は永遠に無くならないということと、どう活かすのか自分でデザインできる。物件を建てるだけでなく、土地そのものを貸したり、ちょっと造成して駐車場にしたり、神社の近くなら屋台を呼ぶとか。自分でテントを立てて寝泊まりもできる。

  • 不動産投資を始めたい人に、第4章「サラリーマン大家さん」のススメをお勧めしたい。

  • バブル崩壊、リーマンショックで多くの不動産会社が潰れる中で、なぜ町の-という本。
    町の不動産に特化した本というよりはマーケットやREITの仕組みなど、大きめの話が多い。
    今更ではあるがそれなりに面白かった。

  • 不動産については、知らないことが多くあった。土地への投資というのは賢明であり、リスクであると思った。

    <メモ>
    不動産
    →売買することによるキャピタルゲインが期待される
    →それだけでなく、活用による収益も期待できる
    ⇒その土地の特性、条件をしっかり見極める必要がある。良い土地ならば地価にかかわらず、収益が期待できる。

    不動産ファンド
    →証券化し、不動産を所有する。運営は別会社。
    土地
    →なくなることのない価値、運用することもできる。建物は老化するが。

    宅地建物取引業
    買い手、売り手から3%の手数料が取れる

    街の不動産屋さん
    →普段は暇だが、いつ仕事があるかわからないのでコミュニケーションを大切にする。

全49件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

不動産プロデューサー。1959年生まれ。東京大学卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)、ボストン コンサルティング グループ、三井不動産などを経て、オラガ総研代表取締役兼全国渡り鳥生活倶楽部代表取締役。著書に『空き家問題』『不動産激変』『ここまで変わる!家の買い方 街の選び方』など。

「2022年 『2030年の東京』 で使われていた紹介文から引用しています。」

牧野知弘の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
古賀 茂明
ロバート キヨサ...
小山 龍介
ジェームズ アレ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×