「酵素」の謎――なぜ病気を防ぎ、寿命を延ばすのか(祥伝社新書314)

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著者 : 鶴見隆史
  • 祥伝社 (2013年3月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396113148

「酵素」の謎――なぜ病気を防ぎ、寿命を延ばすのか(祥伝社新書314)の感想・レビュー・書評

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  • 酵素栄養学の第一人者である鶴見先生の本です。
    酵素栄養学についてはこの一冊で十分学べます。・
    以下、学べる内容です。

    ・なぜ酵素が重要なのか
    ・そもそも酵素を取ると体にどう影響が及ぼされるのか
    ・体内生成される酵素と体外から摂取できる酵素の違いについて

    あとは実際にスムージーを作って飲んでみるのもお勧めです。

    以下、一部ネタばれ(少しだけですが・・・)


    酵素は一生の中で生成される量は一定である。
    この原理のもと成り立っている理論であると思われる。
    この信憑性をどこまで考えられるかが争点であると思われる。
    そんな事を考えながら読むと面白いです。

  • 酵素は人間の体内に2万種類以上存在している。体内で行われる消化作業と代謝作業の主役であり、生命と健康の維持に欠かせない。生涯で生産できる量は決まっており、酵素を使い切った時に人間は死ぬ。不自然な食事やストレスなどで無駄遣いしてはならない。和食(生食&発酵食&食物繊維)は酵素食として優れている。

  • 「3日食べなきゃ7割治る!」舟瀬俊介著を読んで興味を持ったので手に取った。

    「3日食べなきゃ~」ではぼんやりと食べなきゃ良いんだな位しか思っていなかったが
    食べなければ体に良い理由を医学的に分かりやすく説明されていて理解できた。

    まとめると
    体内酵素には代謝酵素と消化酵素がある。
    たくさん食べると体内酵素は消化酵素に多く使われて代謝酵素が空くなくなる。
    人間が一生の内につくられる酵素は決まっている。
    だから酵素を有効に使えるようにしよう。
    そのためには
    ・食べる量を減らして消化酵素に使くことなく代謝酵素として使える量を増やす。
    ・発酵食品を摂って体内の酵素の量を増やす。
    ・酵素を減らす添加物の多く入った食べ物には食べないように。


    p118にあるアメリカのジョンズ・ホプキンス大学の人類学者アラン・ウォーカー博士が
    述べるように「人間は果食動物だった」としたら
    果物だけを食べて水分も取っている中野瑞樹さんは
    意外と正しい食生活なのかと思ってしまった。

  • 「酵素」という観点から
    いままでのいろんな事を鑑みれば
    なるほどと合点がいく

    目からウロコの話だ

    ・なぜ食べ過ぎは良くないのか
    ・加工食品は良くないのか
    ・睡眠が大切か
    ・ファステイングが有効か

    答えは
    「酵素」を浪費したり活かせないから。
    なるほど。

    体内酵素をいかに無駄遣いしないか
    体外酵素をいかに食事からとるか
    いままで明解ではないが
    おぼろげ正解だと思ってたことの
    裏付けになる

    読む前と
    読んだ後で
    世界が違って見える。
    生き方が変わる。
    これが読書の偉大なところだと思う
    ---------------------
    「酵素」を知れば知るほど
    僕の興味ある「禅」との
    結びつきを感じる。
    まあ「酵素」と「断食」は関係が深いから
    「禅」とつながりがあるのは当然と言えば当然か

    「坐禅」に始まり、「隠棲」「隠遁」、
    「莫妄想(妄想するな)」。
    シンプルなものの考え方。少欲知足。
    「無」とか「空」。「脚下照顧」。
    さらには「清貧」

    みんな「酵素」とつながる。
    「気」とは「酵素」のこととも言える
    気がする。

    面白い
    --------------------
    食事で以下に栄養をとるか
    そればかり考えてきたが
    栄養よりも酵素。
    酵素がなんとかしてくれる、って
    気になった

    それにしても
    都会暮らしは酵素の面から見れば
    地方より消費が大きいように思える

  • かなり勉強になった。
    今酵素や腸内細菌などに興味が凄くあるからこの本はありがたい。


    ・でんぷんをブドウ糖に変えるのがアミラーゼ、
    たんぱく質はプロテアーゼ、脂肪はリパーゼという消化酵素で分解される。
    アミラーゼは炭水化物しか分解できず、他の食物には適応できない。
    それぞれ必要な酵素があり、その時に入ってきた食物に適切な消化酵素があてがわれる。
    これを「適応分泌の法則」という。

    ・酵素が作られるのは睡眠中。

    ・酵素には一つ一つに「鋳型」と言われる鍵穴の様なものがあり、一つの酵素に一種類の物質しか受け持てない。いわば職人の様な存在。

    ・ビタミンとミネラルは酵素なしでは活躍出来ない。
    そのことを「補因子」といい、その中でもビタミンは「補酵素」ミネラルは「補助因子」という酵素に支えられている。

    ・酵母とは、糖類を発酵させてアルコールを作る微生物のこと。

    酵素は1日に製造される量は決まってる。
    体内にある酵素は全体で2万種類ある中で、消化酵素は24種類のみ。
    そして1日に製造される量の中で、どちらかが多ければどちらかが少なくなる。
    要は酵素を使うバランスが必要で、消化酵素にばかり酵素を使わないことが健康だということ。

    ・悪しき食生活では適応分泌の法則が働き、それを消化しようと消化酵素が動員され浪費してしまう。

    ・胃は2つに分かれていて、食堂に近い方を「噴門部」十二指腸に近い方を「幽門部」と言う。胃自体のことを「胃体部」と言い、胃の上部のことを「胃底部」と言う。

    ・食物酵素胃とは、酵素を分泌しない胃のこと。

    ・うんこの成分は、通常水分が80%、食物酵素が10%、食べカス・老廃物・腸内細菌10%という割合。
    水分が90%以上だと下痢で、70%以下だと便秘になる。
    オナラの主成分は水素、窒素、酸素、二酸化炭素、メタンでほぼ無臭。
    悪臭の元はアンモニア、硫化水素、インドール、スカトールで、悪玉菌が悪臭物質を作り出す。
    つまりオナラが臭いということは腸内細菌の悪化であり、免疫力を測る指標。

    ・ショ糖(砂糖)などの二糖類は果糖とブドウ糖が結合して出来ており、その2つの結合は固く中々離れない。その時に使われるのが酵素や塩素(胃酸)で、結合が固いせいで分解酵素が膨大になる。
    よってショ糖(砂糖)は強烈な酵素阻害剤であり、身体にへの負担になる。

    ・トランス脂肪酸は体内で全く代謝できない。
    しかし体内に取り込まれると細胞膜を形成し、そこで細胞内の生化学構造が狂ってしまい、ホルモン以上、肝臓障害、糖尿病などあらゆる病気のリスクを上げる。

    ・2011年に世界一栄養がない野菜と言われるキュウリにホスポリパーゼという脂肪分解酵素が含まれていることが分かった。
    この脂肪分解酵素は血液がサラサラになり体も温まるという優れもの。
    脂肪分解酵素は摩り下ろすと増えるらしい。

  • 酵素は人間の健康に欠かせないものとして紹介している。
    確かに最近電車に乗っていると酵素のサプリ等を広告が目につく。

    まだまだ研究途中と書いている通り、将来性も高い事はわかるが、著者の経験を中心に断定する場面がいくつかあった。我々のような専門外の人間が、体験したことから雑談の中で断定して話すことに対して違和感は感じないが、専門家がまだあまり確立していない分野の事でそのような表現をすることはちょっと気になった。

  • 読了。

  • 多少難しい内容も書かれていたが、新しいので、これを一冊持っておいてもよいかも

  • 急性疾患の治療に力を発揮するのが西洋医療。しかるに慢性の場合は些か違う。薬を服用し続けると新たな問題も生じる。根本を追及しない西洋医療の限界がある。病気の原因は食生活の乱れ、強いストレス、悪い環境と生活習慣。少しずつだが確実に効果を発揮するのが酵素。三大栄養素が車のガソリンならば酵素はバッテリー。触媒である酵素の様々なトリビアが紹介されている。おもしろいのは、酵素は寿命の生命保持に最も必要でないところから見捨てられること。色素を固着させる酵素などは真っ先にバッサリだという。これが齎すのは白髪。なるほど、はっは~んである。

  • 酵素について知りたくて買った本。鶴見先生というのは酵素医学の草分けの人みたい。ナチュラルハイジーンと根っこが同じなんだなということがわかった。それと、自分が今までいかに生ものを食べてないかを自覚。
    こういう健康法って、人によって全く逆のことが良いと主張するからよくわからなくなるんだよね。ただ、それだけに、誰か一人を信奉して極端なことをやってしまったらまずいんだな、というのが私の経験則。いろんな方法から自分が取り入れられそうなところをつまみ食いしつつ、中道を行くのがいちばんいいんじゃないだろうか~。とりあえずもう少し生ものとか、発酵食品を取ろうっと。

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「酵素」の謎――なぜ病気を防ぎ、寿命を延ばすのか(祥伝社新書314)の作品紹介

九番目の栄養素、酵素。その謎は二十一世紀に入り、ようやくわかってきた。人間の寿命は、体内にある酵素がカギを握っている。体内酵素の量によって、病気になるかならないか、寿命の長短が決まるのである。では、体内酵素を減らさないために何をすべきか?酵素を食物から摂る方法とは何か?その答えは本書にある。また、加熱食や玄米が体に良くないなど、これまでの健康常識を覆す事例も紹介し、クリニックで行なわれている酵素断食を披露。酵素ブームのなか、酵素栄養学の第一人者が書いた決定版。

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