笑うに笑えない 大学の惨状(祥伝社新書)

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著者 : 安田賢治
  • 祥伝社 (2013年10月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396113391

笑うに笑えない 大学の惨状(祥伝社新書)の感想・レビュー・書評

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  • もう四年前の話にはなるが、昨今の大学状況がわかり、興味深い

  •  大学全入時代、AO入試を軸とする入試問題・科目の軽量化、短大の激減、教育のサービス産業化の亢進という状況からみて、まあ、そうだろうなと思う内容で驚きはない。
     が、実情を知る意味では一読に如くはないかも。

  • 大学は浪人しないで入る時代になっている。
    短大なんてほとんどない、総合大学で短大を有しているのは青山と上智くらい。
    東京外大から外国語学部がなくなる時代。
    グローバル化対応で人気があるのは上智とICU。

  • ある意味、チャレンジングではある。
    インサイダーにとってはそれ程目新しいものではなかったのが少し残念ではあるが、広くこの現状(惨状?)を一般の方に知らしめる意味は大きいのかも知れない。

  • タイトルはともかく、1990年〜2012年の大学事情をうまくまとめている。
    知らないことは何も書かれていないけど、整理された構成が分かりやすい。
    大学に求められているもの、大学の役割が環境とともに変わってきたわけだけど、階層化が進んだ点について、突っ込んだ考察が欲しかったなぁ。

  • 内容は大学、大学生の現状をデータや学生の声、教職員の声を用いながら紹介している。

    大学関係者であれば、ほぼ知っている内容で、新しさはないが、知っておくべき&改善案を考えるべきだろう。1つ2つくらいは骨子を作ろうと思う。

  • チェック項目8箇所。「一流の大学入らねば、私しゃ近所の皆様に、あわせる顔がないのよ」などというのも、今はすたれてきている、当時は大学進学率は13.8%にすぎず、およそ7人に1人が進学していた時代で、今は2人に1人だから、大学卒がまだまだエリートだった時代、高校進学率も76.8%で現在の98%よりかなり低い、エリートが進むのが大学だったというわけで、親も力が入ったのだろう。このような受験バブルに終焉が来ることは、ピークの92年にはすでにわかっていた、その年の出生数を見れば、18年後の受験生数の察しがつく、現在のように学生募集停止になる大学、経営が厳しい大学が増えることは、関係者なら十分に予測できたはずだ。早慶を受けるのは「現役の時に早慶に合格したのだから、浪人すれば東大に合格できる」と自分に言い聞かせるためだ、言ってみれば早慶受験は、模試代わりということになる、こういった浪人を合格浪人と呼び、最近、増加してきちえる。92年に看護学科は9大学にしか設置されていなかったが、12年には180大学に設置されるようになったことに驚かされる、この20年で、なんと20倍に増えているのだ、2014年には200大学を超えると見られている、今では全都道府県に設置され、看護学科は日本の大学の中でもっとも多い学科になった。大手私立大の古い校舎を見た瞬間、「こんな大学行きたくない」と決めた女子受験生もいたという、東京大の本郷キャンパスを見た女子受験生が「校舎が古くて何か出そうで怖い」と言って、京都大に志望変更した例もある。ベテラン医師が「若い医師たちが『現代の奇病だ』と騒いでいる入院患者がいました。データを見たら体温が高いだけで、他はすべて正常なんです。たしかに奇病とも言えますが、
    何だかおかしいと思い、看護師に検温の時にそばで見ているように言ったら体温はすぐに正常になりました。つまり、詐病で自分でこっそり体温を上げていたのですね。人を見ずにデータに頼りすぎるから、それが見つけられないのです」と話しているのを聞いたことがある。管理栄養士によると「自分より年配の調理師にメニューを渡したら『自分で作ってみてください』と言われ、おいしく作れずに、恥をかいたことがあります」と言う、カロリー計算も大切だが、おいしさはもっと大切かもしれない、大学で調理まで面倒を見てくれるところも多いが、家庭で子どもに料理を作らせることも大事になってきている。福祉系……大変な仕事だけにやりがいのある分野なのだが、待遇面で厳しいことが報道されたために敬遠されている、大学関係者は「テレビで現場の仕事が大変で待遇は厳しいことが報道されるたびに、志願者が何%ずつか減っている感じでみていました」と話していた。不況の時代だからこそ、学生は安定した企業に出世しなくてもいいから、そのまま定年まで勤めたいと考えている、しかし、企業にとっては閉塞感がある時代だからこそ、それを突破していく力のある学生を求めている、グローバル化の時代を迎え、世界のどこにでも行くぐらいの気概ある学生こそ、企業が求めている人材だ。

  • 私にが大学受験をした頃から20年近くになろうとしているが、大学受験の様相が大分違っていることを感じる。

    下記関心のあった点。
    進路指導教論へのアンケートのなかで、「生徒は以前に比べて就職を意識して大学、学部を選ぶ傾向は強くなっているか」の問に9割り近い「強くなった」との返答。理系人気が上昇の一途をたどっている。

    授業がすべて英語で行われている「国際教養大」は大手の採用担当から「国際教養大の生徒なら全員採用したい」との人気ぶり。
    大学側は「就職者数÷就職希望者数×100」で算出する事が多いが、届け出をした人を就職者にしているので、届け出をしていない人が就職した場合、100%を越えてしまう場合もある。
    最近では「就職率=就職者数÷(卒業生数-大学院進学者数)×100」での計算だ。

  • この著者。やっぱり私大出身者か。地方国立大学法人なんて関心もないんだろうけど事実と違うことを公にするのは如何なものか。愛媛大学法文学部夜間主コースってのがあるの、ちゃんと調べたかね?

  • ≪目次≫
    第1章  大学が大きく変わった
    第2章  入試が大きく変わった
    第3章  学部・学科の人気も大きく変わった
    第4章  受験生の大学情報収集法
    第5章  大学入学後~就職までも大きく変わった

    ≪内容≫
    タイトルに対し、内容はどうだろう?「昨今の大学事情」と言ったほうがいいかも?そんなに惨状が書かれてるわけではない。著者は「大学通信」(大学入試などの情報発信をおこなっている)の常務取締役。そんなに煽るような文章もないし、大学入試に関わる様々な情報をコンパクトにまとめた、と考えるといい。大学受験生を持つ保護者やこうした情報に疎い高校教師(いるんです)が読むのにちょうといいだろう。

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