日本のアニメは何がすごいのか 世界が惹かれた理由(祥伝社新書) (祥伝社新書 359)
- 祥伝社 (2014年3月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396113599
感想・レビュー・書評
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≪目次≫
第1章 「アニメ」と日本
第2章 アニメ=日本のアニメとは何か
第3章 アニメはどうやって世界に広がって行ったのか
第4章 いま、アニメは世界にどう受け入れられているか
第5章 日本のアニメはどうなるか
≪内容≫
いまや、アニメは「日本」のアニメを指すようだ。「クール・ジャパン」で政府もかなり本腰を入れて貿易振興をしている。が、著者は、日本のアニメは儲かっていない(海外に売り込んでる分が…国内も)。政府や一般の国民(私も含む)に、それが理解されておらず、国策としてうまく行っていないと述べる。
そして、今後の日本のアニメは対世界に対し、海賊版問題や国ごとのインターネット環境の差異、現地語への吹き替えなど、一つのアニメ会社では出来ない部分を政府がフォローして、売れるコンテンツにしていく必要があると述べる。
そういう意味で、至極当たり前のことを固めの口調で述べた、新書らしい本といえよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
海外では 思ったほど売れていない
海賊版が流行 発展に寄与している
アニメーション ⇒ジャパニメーション ⇒anime
オタク がネットで動画の共有
コスプレ コスチュームプレイヤー は写真撮影が最終目的
暴力シーン 性描写が問題となる
鉄腕アトム アトム=おならを連想する 米国版はASTRO boy
マッハgogogo speed racers
ロボットガンダム マクロス
テレビ放送1960年代 毎週×30分 簡便で少ない動き アトム
日本人自身が 日本のアニメの本質をよく理解していない
日本を代表する文化?
紙芝居 というメディア
日本文化のガイドブック -
「ジャパニメーション論」伊達雅彦先生 参考図書
https://library.shobi-u.ac.jp/opac/search?searchmode=complex&target=local&barcode=00077370 -
2022年7月~9月期展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00510624 -
日本のアニメの歴史と現状、課題などについて知ることができた。
初めて知ることが多く、大変勉強になった。
特に、海外での日本のアニメの受け入れられ方について自分が誤解していた部分が多く、認識を正された。
また、海外に日本のアニメを輸出するためには様々な問題をクリアしなければならず、なかなか難しいこともわかった。
そして、日本のアニメの将来を考える上で国と積極的に関わることの必要性を理解できた。 -
日本の特殊な成立過程と、現状について。
アメリカを別にすれば圧倒的な厚みが日本にはあるみたいで他国とは比較しにくいのかなみたいなことを思った。 -
何がすごいのかはよくわからなかった。日本アニメの歴史と世界への受け入れられ方の歴史は面白かった。
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手塚治虫氏の偉業を改めて知ることができました。
当たり前に楽しんでいた日本のアニメ。
実は世界では突出したストーリー構成、キャラクター設定であることに
驚きを感じたと同時に誇らしく思いました。
今後、どのように世界展開されていくのかが楽しみです。 -
アニメファンじゃない人向けの一般書。海外のアニメ事情を紹介したのが加点ポイントかな
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日本の「アニメ」の何がすごいのか、わかりやすく解説されている本。
日本のアニメの歴史もわかりますし、その中でどのようにして海外に広まっていったのかということもわかります。
また、現在の業界の問題点や今後の展望なども解説されています。
感想としては、ジブリが「独立国」というのが印象に残った本でした。
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