リベラルじゃダメですか?(祥伝社新書) (祥伝社新書 375)

  • 60人登録
  • 3.30評価
    • (3)
    • (9)
    • (6)
    • (2)
    • (3)
  • 10レビュー
著者 : 香山リカ
  • 祥伝社 (2014年8月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396113759

リベラルじゃダメですか?(祥伝社新書) (祥伝社新書 375)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 原発、秘密保護法、憲法改正、なんでも反対なのが「リベラル」なのか。そしてなぜ「リベラル」は嫌われるのか。

    リベラル派の市民運動への(自己反省を含めた)批判は頷けるところも多い。でも、このリベラルの衰退というのは、市民の側というより、政治の側における局面のほうが深刻なのではないか。すなわちリベラル派の政治集団がないということ。なぜリベラル派の政治家がいなくなったのか。なぜ保守色を強める自民党に対抗するため「リベラル」の旗のもとに野党政治家が結集できないのか。問題はそこだと思う。まぁそこの部分の言及がないのは著者の専門じゃないから仕方ないのだけれど。

  • 相方が読んでいて、読んでみた。

    香山さんの言う純粋なリベラルな人々の雰囲気と世の中からどうみえてしまっているのかもイメージできた。
    NPOな世界で働いてきたからか、市民活動団体や運動との関わりも深いから?

    リベラルであるということが堂々と言えない世の風潮ってどうなんだろう、怖いな~と思った。

    主張すること、目指すことは正しくても、それをどう形にするかで、客観的に見たら正しいことを主張しようとするあまり攻撃的、排他的に見えちゃったりすることがある。それが、リベラルが誤解されていることの理由なんだなと思った。

    香山さんのそうした違和感を綴ったつぶやきでした。
    新書というか雑誌レベル?と思いました。新書は一定の見解がまとまり、知識として提供できるものがあるものだけど、これはつぶやき、エッセイ。
    内容薄くても出版してしまう今の新書の風潮っぽくて、なんだかな~と思った。
    本の完成度として見るとイマイチ感はありました。




    客観視できるかできないかってことなんだなーと思った。それで思い出したのが、二村ヒトシさんの、「全てはモテるためである」で書かれていたこと。
    モテない男子はなぜモテないかを書いていた本。自分の世界のことを話すことに熱中するあまり、周りがみえていない人が、モテないのだ・・ということを言っていたんだけど、個人にしても、主義主張を持つ組織にしても、客観視して、他人に伝える言葉を持つか、耳を傾けられるか、対話の場を持つ、共感理解を得るための場をつくるかどうかなのだと思った。

    家で政治のことが話題に上がらない家庭で育ったからか、リベラル、新自由主義、保守、中道・・など思想がどんなことかというのがあんまり頭に入っていないけど、相方が詳しく、説明してもらってよくわかった。
    身近に話ができる人がいるってことが、政治を理解して身近に思えるためには大事だと思う。

    読んでいても、新自由主義とナショナリズムは並列関係か?えーと、新自由主義は経済のお話でナショナリズムは外交のお話????とか、どんな軸で話しているのかがわけがわからなくなってしまう私。。。
    わかりやすい図、マップ化、擬人化してもらえないかな。。

    新聞やニュースを見ていても、こうした大前提がわかっていないってことが理解が進まない理由なのだと思った。

  • だめです。

  • 政治思想にはいろいろあると思うが、現在の日本では保守派が優勢でリベラル派は劣勢である。著者はリベラルな考え方を主張するため、保守派からの攻撃対象にされているが、同じリベラルでも現在の活動には違和感を感じているらしい。この本では日本における両派の現在の状況について考察している。
    正直、この本を読んでみても、現在の世論に疎い人(自分もそうだが)には、何が問題なのかよく判らないと思う。著者自身に対する誹謗中傷に対する反論を思いのままに書いたような印象を受けた。確かに現在の安部政権の施策には、好ましい施策もあるし、違和感を感じる施策(特に国防や社会保障関係)もある。またリベラルの主張にも賛同できる点もあるし、出来ない点もある。著者によると、考え方は人それぞれなのが普通であり、他人がやることに全面的に信奉することはないはずだが、保守派の政策に盲目的に賛同する風潮が今の日本にあることを危惧しているようだ。
    直近の例として、普段、国防に従事する人達に感謝することは悪くないと思うのだが、国会でスタンディングオーベーションする議員達を見た時、何となく違和感を感じた。(日本にはスタンディングオーベーションの習慣は無いはず)ミサイル発射の某国議会と同じ香りを感じたのは、自分だけではないと思う。著者は、今回の議員達を見てどう感じたのだろう。
    ユダヤの格言では、みんなが同じ意見に染まったら、考え方を変えてみる必要があると云う。危険を回避する知恵なのだ。

  • あいかわらず身も蓋もない。で、リベラルというが別にリベラルじゃなくてもよいのではないかと思ったりもする。

  • リベラルを自称している著者が、そのリベラルを取り巻く環境について、なぜ嫌われているかを中心に書かれています。世の中も問題だけど(反知性主義)、リベラルのほうにも問題があって、それに対しての苛立ちが、切実なもので考えさせられました。
    タイトルを見て「リベラルって嫌われているのか?」と疑問を持ってしまった自分が、いかに狭い世界でものを考えていたのか、読めば読む程、自身に当てはまっている点があって、驚きと反省を感じました。
    勉強することは止められない、突撃せずにちょっと待てという癖は治してはいけない。どうやって受け入れてもらうのか、真剣に考えなければいけないと思いました。

  • 香山さんって、こんなバランス感覚のいいひとなんですね、ということがわかる、いい本でした。
    リベラルである、ということが侮蔑語になってしまっている、という問題提起は興味深い。
    いまの日本では、リベラルだけではなく、保守であることも、名目だけというか、しっかりと考えずにその立場をとっているひとが多いのではないか、と思わされた。
    勝間さんとの対談のときの裏話がおもしろい。岩波書店の、ブラックジョーク。
    駆け足で読んでしまったので、またしっかりと読みたい本。

  • 自分のモヤモヤと同じモヤモヤだ。「リベラル派=清貧=善」「保守派=ブルジョア=悪」との単純な図式化。正義の戦いを固定化。社会との乖離。内ゲバ的対立。ガチガチの石頭。このような姿が、目に見える形が世の反発を招いている。自分もリベラル派では無くなったなと、自分で思っていた原因だ。「自由、平等、博愛」を価値と思っている以上自分はやはりリベラルだ。

全10件中 1 - 10件を表示

香山リカの作品

リベラルじゃダメですか?(祥伝社新書) (祥伝社新書 375)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

リベラルじゃダメですか?(祥伝社新書) (祥伝社新書 375)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

リベラルじゃダメですか?(祥伝社新書) (祥伝社新書 375)を本棚に「積読」で登録しているひと

リベラルじゃダメですか?(祥伝社新書) (祥伝社新書 375)はこんな本です

ツイートする