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- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396113872
感想・レビュー・書評
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うろ覚えの内容を探して借りてみたが、こちらにも載っていなかった。法隆寺?の補強工事について、宮大工と建築学の教授で鉄骨を使わない/使うの論争があり、結局使うことになったが、宮大工さんが「どちらが正しかったかは1000年?後にわかる」と言った... ような話だったと思うが。
高温多湿で地震・台風・水害に見舞われやすい日本の気候に適した文化。新しく入ってきたものを取り込んで和洋折衷的に改造してしまうスタイル。排外的に伝統回帰を叫ぶのではなく、表面だけを見ると不合理・非効率に見える伝統が「なぜ」残ってきたのかを考える著者の精神はもっと評価されるべき。
もし、「日本では」(「日本のような気候では」)エアリズムの下着に夏は浴衣、冬は袢纏、下駄をはいての通勤が当たり前、となっていたらどんなに過ごしやすいだろうか。たしかにスーツ自体は恰好がよいが、胴長短足の旧日本人体型に似合わせるには限界がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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