国家と官僚 こうして、国民は「無視」される(祥伝社新書) (祥伝社新書 410)

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  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396114107

感想・レビュー・書評

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  • 第5章と付表で、橋本内閣から第2次安倍内閣までの行政改革の流れを追うことができる。そこは便利。著者はその流れに官僚として、その後コンサルタントとして関わっているだけに、進められた改革は自明に善と捉えられている。政治家と官僚のよりよい関係を考えるためには、物足りない内容だった。

  • <b>ニュース女子パネラーの中で、皆から「天才」と呼ばれて、議論の最後に本音をポソッとつぶやく、原さんの著作。</b>

    余り、辛辣な意見ななく、丹念に過去の文献、制度改革を参照したライトな官僚についての研究書の体裁。
    テレビのコメントとはずいぶんと違う。
    本書のサブタイトルは編集が付けているのだろう。
    「政治家、既得権者、官僚、マスコミ」の政治目的の歪みを起こすトライアングル+1を、全否定するのではなく、一旦是認する姿勢が感じられて、落ち着いた論調のなか、物足りなさも感じてしまう。

  • 行政組織と官僚について、元官僚が語った一冊。

    これで各省庁や官僚について十分に理解できるかというと?だが、非常に勉強にはなった。

  • 官僚の3大業務は国会対応、長時間労働である。予算要求、法案作成。予讃や制度が必要だから、受け身の国会対応と違って積極的に政策を作っていく。

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著者プロフィール

株式会社政策工房代表取締役社長。
1966年生まれ。東京大学卒、シカゴ大大学院修了。通商産業省(現・経済産業省)入省後、規制改革・行政改革担当大臣補佐官などを経て退職。2009年に株式会社政策工房を設立。国家戦略特区ワーキンググループ座長代理、規制改革推進会議投資等ワーキンググループ座長(-2019年)、大阪府・市特別顧問、NPO法人万年野党理事なども務める。
主著に『岩盤規制』(新潮新書)、共著に『国家の怠慢』(新潮新書)などがある。

「2021年 『総務省解体論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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