宇宙エレベーター その実現性を探る(祥伝社新書) (祥伝社新書 475)
- 祥伝社 (2016年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396114756
感想・レビュー・書評
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おもしろかった。
ロケット以外に宇宙へ行く手段が必要。
実現のためには課題が多いけれど、実現に向けて考えている人がいる。実現できる目処が見えてからではなく、その前から考えることが大切なんだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
かなり前から夢として語られていた、宇宙エレベーターを真面目に考えている本。
それだけで特徴的な一冊ですが、中身はリアルに検討されている内容が盛り沢山。確かにいくつかの技術革新は必要ですが、実現できそうな予感がする内容でした。
宇宙特徴的な繋がった場合に地上と宇宙どちらが上、下かは素朴な疑問ではある -
サクッと読めて、よかった。その分、物足りなさも少々あるが、全く何も知らない状態だったので。特に宇宙開発の歴史部分は門外漢にはありがたい。アメリカとソ連がほぼ独占してきたんだなぁと。法整備の部分も楽しく読めた。
カーボンナノチューブ、他分野でも大いに期待されてるようだが、こんなところでも期待大とは。日本が作ったからというのもあるんでしょうかね。 -
SF的なアイデアから、技術的な問題、商業運用するための課題、法的な処理まで宇宙エレベータを取り巻く状況を語る。
SFは好きなんで当然宇宙エレベータの話は知っていたのだが、実際具体的なプロジェクト?がなくもないなんてのは驚きだった。
確かに、アポロではないが、国やもっと広域な組織が本気で実現に向けて力を入れていけば、色んな技術が開発されていくに違いないね。