- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396114893
感想・レビュー・書評
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/685892詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とにかく教育にはカネがかかる。学歴信仰は薄れた?復活した?とにかく、階層固定化のことを考えると、良い大学を卒業していることが、未だこの令和の時代になっても良いことというのは間違いなさそう。
うちは2人の子供がいるけど、2人とも私立中高に行かせるのは経済的にかなり厳しそう。かといって、奨学金で借金地獄になるのもありえない。成績優秀で特待生になってもらうのも難しそう。困ったね、、 -
このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。
とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。 -
読みやすかった。
データに基づいているのみならず、全体のバランスがとれている視点がよいので説得力がありました。
大学進学率が上がることで、「大学では勉強したい」という学生が出てくること。大学を出るだけでは差がつかないので、いかにきちんと勉強するかが問われる世の中になっていること、など実感していたことが活字として読めました。
ただ、本当に、東大や京大に合格する力がありながら、経済的な問題で地元の国立大に進学している受験生、ってそんなにいるのですかね?
奨学金の怖さは前回読んだ別の本に語られていましたが、奨学金のみならず、教育全体にかかるお金を考える上で示唆に富む1冊です。
・・・大学生協や文科省って結構いろんなデータを出してくれているのですね。私たちはもう少しそのデータに触れる必要があると思いました。 -
〈目次〉
第一章 学ぶのに大金が必要な時代の到来
第二章 奨学金は、家計の味方か子どもの敵か?
第三章 東京で一人暮らしの大学生活は夢?
第四章 私立小・中・高の学費事情
第五章 学歴をお金で買う時代~格差の再生産
〈内容〉
数字の羅列だが、妥当性のある内容。著者の立場上からかあまりきつい言葉はないが、この本を読了すると子どもの進学は、よほどのことがないと進められないな、と感じる。職場で生徒を見ていると、みんな甘いかんがえで、大金が注ぎ込まれてもその見返りのない進学をしているからだ。親バカだしね…