- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396114916
感想・レビュー・書評
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勝ち続ける理由
著:原 晋
祥伝社新書 491
原晋箱根駅伝の21年の軌跡
第80回 予選17位
第81回 予選16位
第82回 予選13位
第83回 予選16位
第84回 予選10位
第85回 22位
第86回 8位
第87回 9位
第88回 5位
第89回 8位
第90回 5位
第91回 初優勝
第92回 完全優勝
第93回 完全優勝
第94回 優勝
第95回 2位
第96回 優勝
第97回 4位
第98回 優勝
第99回 3位
第100回 優勝
気になったことは以下です
・人間というのは不思議な生き物で、何でも与えられていると意欲が失せてしまう。
やはり何か悔しさがないと闘志がわいてこないのだ
・監督が夫婦で寮に住み込み、選手たちと一緒に生活しているのは、大学駅伝では青学と数校だけであり、実はこのことがチーム青学の隠れた強みになっていると思う
・やはり「答えは現場にあり」ということだろう
・やるべきことをやればいい、結果はあとからついてくる
・学生たちに「これやれ、あれやれ」と一方的な指示を与えるのではなく、「なぜ、これが必要なのか」について学生たちが自分で考え、行動できるようにしてほしいという要望である
・人間というのは堕落する動物であり、怠けたくなる生きものである
・話しにくい相談、言いたくないことほど、早くリーダに伝えるべし、というのが強い組織を維持するための鉄則である
・その分別がうまくできない場合は、どんな些細なことでも、報告・連絡・相談するという基本に立つべきだ
・組織をつくるうえで大切なことは、議論をすることだ。
・強い組織が勝ち続けるには、どうしたらよいのか
「当たり前のことを当たり前にやっていくこと」
目次
はじめに 青学はなぜ連覇を果たしたのか
第1章 初優勝からの日々
第2章 連覇、そして完全優勝へ
第3章 結果を出せるチームをつくる
第4章 個人を指導する秘訣
第5章 勝ち続ける組織
終章 陸上界を変える!ハッピー大作戦
おわりに
ISBN:9784396114916
出版社:祥伝社
判型:新書
ページ数:224ページ
定価:780円(本体)
2016年12月10日初版第1刷発行詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本を読むとなぜ原監督が勝ち続ける事が出来るのかがよくわかります。
野村克也氏の著作に「組織はリーダーの器以上には大きくならない。」という言葉が出てきます。
原監督のこの本を読むとまさにその通りなのだな、と痛感します。 -
青学原監督4冊目。
2連覇後に書かれているので、組織作りがより強固なものになり定着した頃と思われる。
組織作りもだが、とにかく原監督の学生に対する接し方に感動すら覚える。特に退部する選手に送るメッセージの部分。
青学陸上部で過ごした時間がムダではなかった事、学んだ事を就職してからも活用してほしい事、青学陸上部を嫌いにならないで、応援してほしいという事。
心底学生の事を考えていないと出てこない言葉だと思う。胸を張って次の世界に進める。人を認めることの素晴らしさというか、こんな言葉がかけられる人間になりたい。 -
これからの原監督の戦いは長距離陸上界の改革になってくるのでしょうね。箱根駅伝の全国化!とても魅力的なプランです。原監督には、ぜひ頑張ってもらいたいです。
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近道はない。当たり前のことを当たり前にやる。準備とこだわり。枝葉末節をいくらかえても組織は変わらない。核、根幹を変える。
コツコツと積み上げた土台、根っこを下にしたに伸ばし花が咲いた、青学陸上部の勝ち続ける理由がここにあります。 -
2020/9/18
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ゲーム性の導入、ほめるときは先を見させる
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読了しました。
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意識高い系である必要はなく、原監督の就任時に掲げた三箇条、これを徹底したい。
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箱根駅伝3連覇の青学を率いる原監督による、人材育成論。サラリーマンで苦労された方らしく、生身の人間に向き合った現実的な指導法だと思います。
同氏の別著も読んでいるので、当然のことながら既出の内容も多かったのは仕方ないか。