倫敦時計の謎 (ノン・ノベル)

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著者 : 太田忠司
  • 祥伝社 (1992年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396204105

倫敦時計の謎 (ノン・ノベル)の感想・レビュー・書評

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  • 霞田兄妹シリーズ、第2弾。

    一見して連続殺人に見える事件が、実は全部別の人の手によるものだった。
    これはなかなかだったと思います。
    それぞれの犯人に十分な説得力を持たせるのが難しいかなと思いましたが。

    次も読みたくなりました。

  • 伏線が丁寧に張られており、かなり作りこまれた作品だと思いました。本格の醍醐味が味わえる作品です。
    ただ、ライトミステリ調ではなく、重く陰惨に描いた方が迫力とリアリティが出るような気がしました。

  • 霞田兄妹シリーズ2作目。

    正直、前作を読んで、このシリーズは自分に合わないと思った。なのに、今作は予想外に面白く読めた。苦手だった霞田兄妹の掛け合いに早くも慣れてきたのかもしれない。ストーリー自体も今作は面白い。時計作家が作った時計による連続殺人事件。時計を使った大仕掛けのトリックかと思いきや、意外に地味な密室トリック。犯人の思惑に、霞田兄妹も私たち読者も振り回される。

    探偵役の霞田兄は、最後になるまで真相を話さないタイプであるが、途中、ちょいちょいヒントらしきものをくれるので、謎解きにも楽しめた。このシリーズは、これからも楽しませてくれそう。

  • ロンドンのビッグベンをかたどった大時計の完成式典。針が正午を指したとき、からくり人形の代わりに死体が飛び出した!死んでいたのは、天才とうたわれた時計作家・弥武大人。出馬を要請された作家探偵・霞田志郎だが、彼を嘲笑うかのように、大人作の時計の所有者宅で次々と娘たちが奇怪な死を遂げていく…。この時計たちは呪われているのか!?

    ノンノベル(1992.11)
    ノンポシェット文庫(1998.04)

  •  時計が題材のミステリーが読みたくて、胸を踊らせて購入したのですが、残念ながらハズレでした。
     読み始めて数頁で「アニキ」という単語が出てきた時点で嫌な予感はしたのですが、私はどうも「〜だよねぇ」の様な、現代人の言葉遣いをそのまま文字に興したものは性に合わない様です。
     加えて、登場人物のどうでもいい掛け合いで頁が埋まっていくのは勘弁です。キャラで読ませるものだとしてもそれはそれで、私には魅力を感じられませんでした。まあこれは完全に個人的趣味ですが控え目な探偵は好きになれないもので。
     あとはもう全体的に文の運びがまだるっこしかったです。

     正直言って、途中から1頁につき1秒のペースでした。つまりほとんど読んでません。こんなことは初めてです。
     時計の描写と事件が起こった時と推理の場面だけ拾い読みしました。トリックはトリックで思いの外しょぼかったです。まあ最初からそこを売りにはしていないでしょうが。
     肝心の時計はどうだったかと言うと、これも特に目新しいものはありませんでした。
     つまり、総じて期待ハズレといった所です。

     ただし、個人的に「こういう小説は趣味に合わないんだな」ということがわかっただけでも収穫だったと言えます。



     蛇足ですが、解説に至るまでこれまた酷い。作品に敬意を表さない解説なんてはじめて。

  • 千鶴がうざいんです。士郎がホームズで千鶴がワトソン的役割なんだろうけど、立ち位置ば微妙すぎる。ヒロインなんだろうけど、ブラコン激しすぎるし、探偵気取りがいちいち燗に触る。
    恋人設定か、もっと出番少なきゃ気にもならんのに。
    肝心の殺人事件はなかなか面白かった。利害が絡み合う連続殺人事件。。敦さんが実にいいwお幸せに~

  • 「上海香炉の謎」はたしかに地味だった(それが悪いってことじゃないけどね)けど、それからまったくかけ離れた派手さ! もうど派手なこと限りなし。そもそも「時計」の道具立て自体がもうめちゃめちゃに魅力的っ!
    この人のって、密室などの「トリック」はあまりないかな、という気はするけれど。「現実の犯罪にトリックのオリジナリティは不要」とは確かにそうだしね(それ言ったら終わりかな)。それに、トリックはなくとも最後の驚きは充分すぎ。これは「上海香炉」読まずに読んじゃってもまったく問題ないし、これだけでも読んでくれ。めっちゃお奨め!

  • 霞田兄妹シリーズ。時計による4件の連続殺人事件。真相はなんとなく『Yの悲劇』っぽいかな(笑)いいと思うけど素直な推理小説の方がいいかな〜(笑)新しくダミアンも加入して騒がしい家族になりそうだな(笑)

  • セントラルパークに新設された時計『倫敦時計』。その完成式典で大衆の面前に飛び出す制作者、弥武大人の死体。そして始まる時計にまつわる連続殺人。
    現場に居合わせた小説家霞田志郎、真相解明に乗り出すが・・・?
    と、まあこんな感じ。
    感想としては「読み終わっちゃったぁぁぁぁ!!」という面白さ。
    私は推理小説で“ホワイダニット”(何故殺したか)の苦手な読者なので『動機』に焦点が合わされると非常に困ってしまうのですが、この作品は終盤、考える余裕を読者に与える物です。
    密室、からくり時計から現れる死体、連続殺人・・・推理小説ファンなら涎が出るようなお題目がずらりと並んでいます。(クイーン系かなぁ?)
    全作よりもさらにいい出来で、謎解きしながら、楽しんで読めます。
    太田忠司、恐るべし。

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