死人機士団 (ノン・ノベル 474 魔界都市ブルース)

著者 : 菊地秀行

• 祥伝社 (1994年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kiyosiさんの感想 · 2008年7月21日]

身長3mの巨人の来訪が事件の幕開けだった。尋ね人は婚約者、その特徴は同身長、黒髪、そして不死身。依頼を受けた人捜し屋秋せつらは踊子玻璃亜を追うが逃がしてしまう。そこに巨人を狙うF男爵と名乗る男が現われ、宣戦布告する。一方、F氏は、麻界医師メフィストに巨人の抹殺と不死実現の協力を仰ぐ。野望に燃えるF氏こそ、フランケンシュタイン博士の末裔だったのだ…。死人を操る最強の敵F氏と、彼と組むメフィスト。最大の危機に陥ちたせつら…。人気絶頂の著者渾身の最新作。

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著者プロフィール

1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者を経て82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。以後、20年以上にわたりエンターテインメント小説界を牽引し続け、著作は300冊を超える。著書に『吸血鬼ハンター“D”』『魔界都市ブルース』『妖獣都市』等多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」