呪禁官 (ノン・ノベル 723)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 61
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396207236

感想・レビュー・書評

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  • 青春ものなんだが、牧野修とあんまり嵌ってない印象を受ける。今作でもそうだが、やはりおどろおどろしいもの、禍々しいものを描いているときの方がいきいきしていて面白い。

  • 葉車創作(ギア)は、呪禁官になるべく養成学校で訓練に励んでいた。「呪術」が政治的経済的にも重要視される今日、呪禁官は違法呪的行為を取り締まる査察官だった。呪術廃絶を標榜する科学者集団や、不死者との魔戦が始まる。

  • 短編はいくつか読んだことあるものの、初牧野修。
    うーん、とっかかりに読む本ではなかったような気がする。ホラー系作家は、なかなか初対面がうまくいかないなー。

  • 【再読】荒木先生が好きだ。

  • 2007/5/13

  • ある日突然呪術師が人を呪い殺したり、風水とかオカルト的な現象が普通に起こるようになってしまった世界。
    世界の終わりにこの世を滅ぼす天使の軍勢を召還しようとする呪術師と、それに仕事または私的に対抗する人々の話か。
    最後微妙・・・惜しいなーと思ったら、シリーズであと2冊あることが判明。ならばよし!

  • ●菊地秀行ばりのエログロスプラッタオカルトアクションを予想していたら、青春スプラッタオカルトアクションでした。微妙。

    ●オカルトがその実効性ゆえに、科学にとって代わりつつある世界。
    当然のごとく、オカルトパワーを悪用する輩がいて、また当然の如くその手の悪党を取り締まる専門捜査官がいるわけで、これが表題にもなってる呪禁官。
    その呪禁官になるには、呪禁官養成学校に入ってハードなカリキュラムをこなさなけりゃなりませんで、主人公は、そこの落ちこぼれ中学生なのですな。
    んでもって、世界征服をたくらむ悪人(笑)を、やはり落ちこぼれルームメイトたちと共に、力をあわせて倒すと言う、なんちうか清々しい青春モノ(笑)
    まあそれでも、やっぱりNONノベルズなだけのことはあるといいますか、主人公が選ばれた力を持つスーパーヒーローなことには違いないわけで。
    こう、いじめられっ子が逆切れするみたいなさ。(←って実際、いじめられっ子なのだが。)
    定番と言えば定番だけど、それだけに安心して読めるのがよいとこかと思われます。

    ●1時間半ほど軽く読書したい時用。

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著者プロフィール

'58年、大阪生まれ。高校時代に筒井康隆氏主宰の同人誌「ネオ・ヌル」で活躍後、'79年に「奇想天外新人賞」を別名義で受賞。'92年に『王の眠る丘』で「ハイ! ノヴェル大賞」を受賞。他に、『MOUSE』、『スイート・リトル・ベイビー』等々著作多数。また『バイオハザード』『貞子』ほかノベライズも多数手がける。

「2022年 『貞子DX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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