殺人現場はその手の中に: 天才・龍之介がゆく! (ノン・ノベル 791)
- 祥伝社 (2005年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396207915
感想・レビュー・書評
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このシリーズ、以前は買って読んでいたのだが、お金が無くなって休止。今回、図書館の力を借りることにより7~8年ぶりに再開することにした。基本的には短編集なのだが、大きな流れがバックにあるので、早く次を読みたい気分。でも久しぶりなので、これ以前の巻を読み直すのもよいかな。我孫子市天王台という、縁の深い地名が出てくる話もあったし…。
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これはあえて、あらすじを見ずに読むことをお薦めしますよ。何故かって? わけは……うふふ。読めば分かります。
龍之介シリーズサブキャラ総出演、といった感(だけど「どうする卿」は出てないのね)。だけどキャラものではなくって、しっかりじっくり謎がびっしり。軽そうに見えて侮れないよなあ、このシリーズ。
好きな一作は「溝の中の遠い殺意」。この「扇に殺された」という部分がかなり好き。ここに垣間見える悪意の恐ろしさってのも好きだなあ。 -
2005年3月15日読了
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【STORY】
“癒し系”名探偵・天地龍之介、ますます好調の最新作!
トリックは〈ページ〉に隠されている!
この本を手に取る皆様へ
24、25、28、29、32ページにご注目!
謎の「刻印」があなたを事件へと導きます
IQ190の超天才…の割にはちょっと惚(とぼ)けた名探偵天地龍之介。“学習プレイランド”建設のため、協力を求めて訪れた科学研究所で、一冊の本から血痕が見つかった。半年前に失踪、その後他殺体で発見された所員・安場(やすば)の血液だった。本の著者は安場が激しく対立していた人物。被害者のメッセージなのか? しかし失踪当時、まだその本は出来あがっていなかったのだ。いつ、どのように血痕は付着したのか? 事件発生の時間と場所をめぐる謎。奇妙な事件に、龍之介の高速頭脳がフル回転!
〈著者のことば〉
ミステリー小説における殺人現場は、もちろん小説世界の中にあります。しかし、「その本」が実際に、現実の殺人現場へ誘うとしたら……。
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最近このシリーズしか読んでないなぁ(笑)一美さんがヤキモチ妬くなんて!!っていうのが一番ですかね^^;忙しいときはライトがいいっすね!でも着々と話は進んでます。
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本自体に仕掛けがあるとゆー点で、面白かった。
このシリーズも、どんどん月日が経っていくな〜と思ったり。
で、学習プレイランドの場所はココになったわけですね〜。
私も、メールで推薦地を送ったんですが、こちらの方は…何か、違う設定と言いますか、うん、イメージを使うのかわからないですが、感謝状(?ちょっとした手紙)が来たので嬉しかったです。
その節はありがとうございました。 -
本体に作中と同じ仕掛けの「染み」付。
カバー&本文イラスト / 緒方 剛志
装幀 / 中原 達治
初出 / 『小説NON』2003年12月号、2004年3月号・6月号・9月号 -
天才・龍之介シリーズ。
今回も多彩な知識をふんだんに見せてくれてます。ほとんどが分からないものだったりしますが。
いつの間にか龍之介に期待している自分がいます。