わたしたちが少女と呼ばれていた頃 (碓氷優佳シリーズ)

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著者 : 石持浅海
  • 祥伝社 (2013年5月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396210052

わたしたちが少女と呼ばれていた頃 (碓氷優佳シリーズ)の感想・レビュー・書評

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  • 思考機械・碓氷優佳シリーズ新作。まだ高校生の彼女が、日常の謎を解いてみせる短編連作。面白かった!でも、このヒトやっぱりコワイ…( ;´Д`)びくびく。

    挑む謎が、長編みたいに殺人に絡まない分マイルドではあるけれど、ある意味サイコパスの彼女がすでに完成している。なので、明るくキラキラした女子校ライフの背後に、どよどよ〜んと暗雲が垂れ込めているイメージ。うひー。でも面白いんだけどね。

    小春ちゃんは、「切れ者」がわずかな付き合いの中で見抜いた優佳の正体に、かろうじて気づいた。友人にはなれないことを自覚して、フェードアウトすることを選んだ。でも、もしかしたら、優佳にとって小春は少しだけ特別だったのかな?小春が怒るから、謎を解いてあげる。解決してあげる。悪くない傾向だと思うんだが…。というのは、優佳にもなんとか人間性のカケラを見出したい私の願望なのかも…(T_T)。

    扉は閉ざされたまま、再読してみようかな。結局、優佳という蟻地獄に落ちた「切れ者」くんの末路をもう一度…きゃーーー(((;゚д゚))))) !

  • 怜悧な頭脳を持ち心は冷たい少女、碓氷優佳。高校時代の話で、親友の小春の目線から見た話。友人に問題が起こっても積極的に助けることはしない。親友だと思っていた優佳がそんな人間だということに気づき、最終的には彼女から卒業を機に離れる。でも、私も助けを求められてもいないのに自分から助けにいくことはしないかもしれない・・・ということは私も冷たい人間なのだろうか。

  • 161001読了
    目の付け所、反転のさせかたは面白いんだけど、
    このキャラどうも鼻に付くんだよなぁ。

  • 碓氷さんシリーズを読み返したくなった!

  • 碓氷優佳で日常の謎というからどうなることかと思っていたけれど、第一作を読んで「こういう料理の仕方もあるのか」と素直に感心してしまった。碓氷優佳および石持浅海のアレな部分が表に出ていて、だからこそ日常の謎になっているという。

  • 女子高生の日常ミステリものとして楽しめた。碓氷優佳シリーズは前2作とも過去に読んだが内容を忘れていたため、ただの日常ミステリものとして楽しめた。
    登場人物らもそれぞれ性格が異なり、偏差値の高いお嬢様学校だけあって考えもしっかりしている。
    さてラストに碓氷優佳の本性に気付き主人公が親友から離れる決意をする場面がある。私は碓氷優香を冷たい人間だとは思わなかった。あくまで碓氷優香が語っているのは推理であり、事実ではないから……かなぁ。たぶん助け合うのが友達というものという感覚がぴんとこないからだと思う。

  • シリーズ探偵・碓氷優佳の高校時代を描いた短編集です。
    あの冷酷無地な名探偵がどのような青春時代を過ごしていたかが窺えるかと思えば、意外や意外!友達に囲まれて愉快で楽しそうな日々を送っていたようです。
    個々の短編はどれも日常の謎を扱っています。
    とりわけ冒頭の「赤信号」が強烈で、優佳ちゃんのロジカルな推理の果ての真相はブラック感満載です。
    あとの短編も、日常のなんてことないやりとりから、違和を感じ取り謎を紐解いていく優佳ちゃんの並外れた洞察力が際立っており、後々活躍する名探偵の片鱗が伺えます。
    ラストの一節も碓氷優佳ここにあり!といった感じで、シリーズファンは垂涎ものでしょう。

  • 今回は高校時代に遡って碓氷優佳がその推論の達人ぶりを見せる現時点でのシリーズ最終巻。こんなJKホントに居たらチョッと怖いけど、クールビューティーで人に関心の薄い女の子はとても魅力的ではある。人の死なない日常のささやかな謎を次々つまびらかにしていく碓氷嬢が時折見せる感情や女の子っぽさはとてもキュート。彼女の冷徹な知性をこれからも、もっともっと読みたいと願うのである。

  • 知的でいい。でも他人に思考をトレースされるのはやっぱりごめんだなぁ。

  •  こういう学園物であっても、その本質は、ロジカル・オルタナティブな他の作品と同じだな。それを好ましいと感じるか、いやいやと感じるかで、石持作品の全領域を愛読するか、やめてしまうかが分かれるだろうな。
     この作品だと、最後にもう一回反転する何かがあったら、さらに魅力が増すのかなと感じる。今のところは、三部作の優佳だから、こうだよねと、いかにもの結末になっているから。座間味くんとかとは異なり。

     大人になった上杉小春が出てくる作品も読んでみたいかな。

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