薬師寺涼子の怪奇事件簿 海から何かがやってくる (ノン・ノベル)

著者 :
  • 祥伝社
2.68
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本棚登録 : 239
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396210243

感想・レビュー・書評

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  • 初期の頃なら敵に対して毒をばらまき潔く成敗、お涼サマ豪快~!といった読後感になるのだが、今回は特に政府やら機関やらに対する毒が多くて辟易。
    せっかく魅力ある主人公なのに、読者に対しても「嫌な女」に成り下がっている感じ。口を開けば文句ばかりのような気がする。

    作者はこのシリーズを書いてストレス発散しているらしいが、よほど社会に不満タラタラなんだろうなという印象。

  • 登場人物のやり取りは面白いし、毒吐きもいつも通りではあるんだけど、肝心のストーリーがちょっと残念すぎる。
    結局何だったのかという…。

  • 残念。。。

  • 大臣なんて生き物が一緒にいたせいか、いつもより臭い。
    というか、あの大臣、多分地元のあのババアもモデルの一角だろうな…いやだわー。
    中身はなんというか、不満が残る。
    結局よくわからないものがよくわからないままに退治された?ということで、あらゆることに疑問符がつく感が。

    私が求める、あの朴念仁だか、わかっててやってるのかよくわからない、生暖かく眺めていたい恋愛模様もなんか薄ーく薄い。もっと目を凝らして読めということかー、でもそれをするにはくさすぎるー。

  • たった4ヶ月で何で100円で売られてるんだと思ったけれど、理由がよくわかった。

  • 今の日本政府に対する毒を吐きまくっているばかりで、ストーリーはおざなり。つまらなかった。

  • 毒々しいなあ。
    こんなに毒々しかったかな?
    主人公が染まっちゃだめなタイプの話だろうとは思うけど。

  • 薬師寺シリーズ!

    今回の舞台は南の孤島。
    今回はけっこう地味だったと思う。笑。
    「ヤシャスィーン!」が出てきてちょっと笑いました。

  • 新作が出るたびに劣化が進む田中先生の新作でしたが残念なことに予想に違わず酷い出来でした。
    作家として現在の作品をどう思っているのか?知りたいところ。
    風刺はいいんだけどまずストーリーありきのはずなんだけど、それも支離滅裂でこれなら最初から放言エッセイでも書いてくれればいいのにと思わずにはいられない。
    かつて夢中で読みふけった作家先生だけに正直残念でならない。

  • もっとお涼と泉田くんが奇想天外に動くことを期待してたし、もう一行でもお涼からのアプローチがあればいいなと思った。

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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