命のロウソク―日本人に救われたユダヤ人の手記 (祥伝社黄金文庫 か 8-1)

著者 : ソリー・ガノール 大谷堅志郎

• 祥伝社 (2002年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kirisutoinochiさんの感想 · 2017年1月30日]

人生とは何かを考えさせられた良書。時間を大切に真剣に生きていきたい。

[大豆さんの感想 · 2015年12月13日]

「こんな具合にすれば、何人かは生き残るのではとみんなが同意し、家族を分散したのだった。」

ナチスドイツの迫害から生き残ったユダヤ人少年の話。少年版アンネの日記と言われている。私はアンネの日記も読んだ経験があるが、こちらのほうが不適切かもしれないが面白かった。

この環境で生き残れたは大変な幸運であろう。より具体的にゲットー内での出来事が書かれており、それへの対処も書かれているので興味深かった。読んで、大変だったのは分かったが、私の想像を遥かに上回る困難であったのだろう。これを頭で理解するのは無理だ。

しかし、それでも同じ悲劇を繰り返さないために歴史を学ぶ必要はある。この本はぜひ多くの人に読んでもらいたい。


ヘミングウェイの『武器よさらば』よりも断然面白い。

[クーイさんの感想 · 2007年1月19日]

悲しく、そして暖かいもの。
人間であるべく姿みたいな・・・。