太宰府天満宮の謎: 菅原道真はなぜ日本人最初の神になったのか (祥伝社黄金文庫 た 3-7 日本史の旅)

著者 :
  • 祥伝社
3.62
  • (2)
  • (5)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 60
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396313067

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 北九州への旅行で太宰府天満宮に立ち寄る予定を組んでおり、そのための知識を習得のために購入。太宰府天満宮と菅原道真の関係から、道真と天満宮を舞台とした古典、さらに中世や近代の天満宮の歴史などにも触れており、なかなか興味深かった。特に近代の話は作者の得意とするところなので、筆も進んでいた感じを受けた。

  • 儒教を学び仏教を普及していた方だと言うことが理解できたので、宮の在り方にも一定程度の整理がついた。とは言え、著者の天満宮愛が強すぎるのか、脚色がかった文調には少し辟易する場面も。歴史は後者により作られる。と言う事実を改めて理解できただけでも十分な成果だろう。道真公の功績と太宰府天満宮の歴史的な役割の変遷が表になっていればなお良しだったのに。と読後の勝手評価を投じる

  • 序段の「道真と梅の関係」はとても面白い。この本の主題である「なぜ神になったか」の章は読むのがつらいが、後段の「太宰府復興」からは地名の距離感がわかる福岡人には勢いよく読める。

  • 太宰府天満宮の歴史がよくわかった。

  • 今まで知らなかったことがたくさんでてきておもしろかった。

    太宰府めぐりしてみたいな。

  • 同じことをなんども繰返している箇所がいくつかあるのでそれでちょっとページ数を稼いでいる印象はあるのと、そこが少し読みにくい。
    それ以外はさらっと読むには良い本

  • 大宰府天満宮の宝物殿のショップコーナーの本棚で大量にこの本が売られているのを見ました。
    手軽に読めます。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1938年、埼玉県坂戸市生まれ。
同志社大学文学部社会学科卒業。新聞学を専攻。
立命館大学大学院史学科修士課程修了。
専攻は、日本近代史。
立命館大学助手を経て、著述専業、歴史研究家・作家に。
これまでの刊行著作は112冊。

主な著書
『徳川慶喜 近代日本の演出者』(NHKブックス)
『麒麟、蹄を研ぐ 家康・秀忠・家光とその時代』(NHK出版)
『武芸者で候 武蔵外伝』(NHK出版)
『風狂のひと 辻潤 尺八と宇宙の音とダダの海』(人文書館)
『オイッチニーのサン 「日本映画の父」マキノ省三ものがたり』(PHP研究所)
『京都の謎(シリーズ)』(祥伝社)
『文学でめぐる京都』(岩波ジュニア新書)
 (復刊タイトル『古典と名作で歩く本物の京都』)
『大杉 栄』(清水書院)
『連作 後白河法皇【上】 王朝活劇 歌の声』
『連作 後白河法皇【中】 大原寂光院 亡魂慰霊の鐘の音』(人文書館)など。

「2020年 『阿波内侍から島倉千代子へ 祈りの響き』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高野澄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×