大阪「駅名」の謎-日本のルーツが見えてくる (祥伝社黄金文庫 た 16-2)

著者 :
  • 祥伝社
3.14
  • (1)
  • (12)
  • (23)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 160
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396314842

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大阪人としては気になったのと、「喜連瓜破」の記述の冒頭に
    噴いて興味をそそられたのがきっかけで読んでみました。

    評判が微妙なのに少し納得しました。
    地名などは、現地の方への徹底したサーチが大切だと思うのですが、
    この本はご本人が歩いたのと資料に頼っている感じで、
    歴史的な考察に偏っているうえに作者様の独断で判断している
    箇所なども多い感じがしました。

    とはいえ、千船駅と東京の佃島との関係などは、大阪の人間にも
    面白いものでしたが、やっぱり総合的に物足りないし掘り下げ
    不足な感じがします。

    うん、こういう著書は共著などのもののほうが面白いと思います。

  • その地名にそんな秘密が!
    がわかる本。

  • 結構おもしろかった。
    枕詞がもとになった地名。
    日下(ひのもと)の草香
    長谷(ながたに)の泊瀬(はつせ)
    春日(はるひ)の滓鹿(かすが)
    飛鳥(とぶとり)の明日香
    緒方洪庵の適塾は蘭学で医学が中心だったから、大阪大学医学部に発展。
    家康が住吉大社にお参りしたあと神崎川を渡る際に佃村の漁民が対岸へ運んだ。家康が30数名の佃村漁民に江戸湾の漁業権を与えた。干潟の一つを整備したのが佃島。ほー。

  • ABCテレビ「ビーバップハイヒール」でこの先生が出ていて、話してはった。
    おもしろかったから、買ってみた!

  • 勉強にはなる。読み物としては調べたことを羅列し、他人の意見に物申して、著者はどう思っているのかよくわからなかった。もっとじっくり読みなおした方がいいかなあ。

  • 大阪の地名をそのルーツから紹介する一冊。大阪出身の私でも知らなかった地名の由来が読めてとても楽しめた一冊です。大阪の歴史の深さを再認識できた本です。

  • 西だけでなく、全国的にやっているよう。
    本に手配済

全17件中 11 - 17件を表示

著者プロフィール

1945年、長野県松本市生まれ。地名作家。筑波大学名誉教授(元副学長)。千葉大学助教授を経て筑波大学教授。柳田国男研究で博士(教育学)の学位を取得。筑波大学退職後は自由な地名作家として全国各地を歩き、多数の地名本を出版。主な著書に『京都 地名の由来を歩く』(ベスト新書、2002年)に始まる「地名の由来を歩く」シリーズ全7冊などがある。NHKの「日本人のおなまえ」をはじめ、各種テレビ番組にも出演していたが、2018年2月に体調を崩し、翌19年5月に難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断された。しかしそれに負けじと執筆を継続。苦境の中で書き上げた『日本列島 地名の謎を解く』(東京書籍、2021年)は「奇跡の一冊」ともいわれた。

「2023年 『重ね地図でたどる京都1000年の歴史散歩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

谷川彰英の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×