ダメな自分を救う本 人生を劇的に変えるアファメーション・テクニック (祥伝社黄金文庫)

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  • / ISBN・EAN: 9784396315221

感想・レビュー・書評

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  • 先ずは、

    「ダメな自分を克服して、どんな自分になりたいか?」

    それを書き出しましょう

    書かないと先に進めません



    キミは真珠だ!!!

    ダメだと思えた時点で、「本当はダメじゃない」ということを証明したことになる

    キミが自分のことをダメだと思ってしまうのは何故か

    それは、「今の自分は本来の自分じゃない。私は今の私を超える事が出来るはずだ」ということを、他ならぬキミの潜在意識が知っているからです。

    ニーチェの『ツァラトゥストラ』という作品の中に、こんなセリフがあります

    「かなしいかな。やがてその時はくるだろう、人間がもはやどんな星をも産みださなくなる時が。

    かなしいかな。最も軽蔑すべき人間の時代が来るだろう、もはや自分自身を軽蔑することの出来ない人間の時代が来るだろう」


    「ないもの」にどんなにエネルギーを注いでも、何も生まれない。ゼロに何を掛けてもゼロです。

    潜在意識は、「ないもの」を理解出来ない


    例を言えば

    幼い子供は潜在意識の塊

    子供に指導する時に、否定形を使ったらダメ

    「〇〇ちゃん、走っちゃダメよ」 と言うと、「~してはダメ」という否定形が理解出来ないから、「走る」ということだけが強く印象に響き、さらにひたすら走りたくなってしまうのです。だから、「走っちゃダメ」ではなくて、「ゆっくり歩こうね」と言えばいい。

    それじゃ、「あるもの」って何?

    それは、「今、この瞬間」にキミが起こす行動です。

    そえだけが、確かに「あるもの」だと言えるのです。


    ◆ 今この瞬間に何が出来るか

    潜在意識にとって、今、この瞬間だけが事実なのです

    過去の事情を言い訳にしたとたんに、キミの潜在意識からは力が抜けてしまう

    ダメな自分を救うための最も重要な秘訣は、「今、この瞬間に何が出来るか」を考え、行動に移すこと!!!

    必ず潜在意識がキミを救いだしてくれます。

    だって、キミを護り、成長させ、幸せにするのが潜在意識の使命なのだから


    ビルゲイツもできることしかやっていない

    よく考えて下さい。僕は「何ができないか?」を考えろと言ったのではない。

    「何が出来るか」を考えろと言ったのです


    どんなに小さな行動でもいい。

    出来ることを考え、行動する。

    できない難しさよりも、出来る簡単なこと。

    できない大きなことよりも、出来る小さなこと。

    挨拶が当たり前のように出来るようになったら、そのときに初めて、次に何ができるか考えてみればいい


    ほんの小さなことでいい


    遠回りが一番の近道

    出来ないことに無駄なエネルギーを浪費しないということは、寄り道をしないということだからです。

    自分の全身全霊を「出来ること」に振り向け、「ないもの」にエネルギーを無駄遣いしないなら、実際、目標の実現は最初に思っていたよりもずっと早く訪れるものなのです。


    潜在意識は倍々ゲームで成長する

    自分の持っている「紙」を馬鹿にせずにコツコツと何年も折りつづけているということだけ

    ダメな自分の大気圏を突破するには、今日出来る「これっぽっちのこと」に素直に喜びを感じることがどうしても必要なのです

    最初にこそ、無理やりにでも希望を持つ心の強さが必要です


    車でも、動き始める時にはエネルギーがいる。ローギアでゆっくりと動かさなくてはならない。しかし、走り始めれば、今度は減速することの方が大変になる。スピードはスピードを呼ぶ。行動も行動を呼ぶ。
    最初はちょろちょろとした湧き水が、やがてごうごうと大河となって大海に流れ込むように、小さな行動も、やがて怒涛のようにエネルギッシュな行動の連続へと加速し、目標を実現していく。

    今までのキミは、いきなりトップギアに入れてエンストしてしまっていたんです。

    自分は最短コースを歩いているのだと自信を持ち、ワクワクして行動して下さい

    できることしかできない。
    だからできることをやる。
    これこそが目標に向けての最短距離。
    それに気づいた人から成功していきます。



    ワーク①

    今、この瞬間に出来ることを書き出してみよう


    ダメな自分を超えるために、キミが「今、この瞬間に出来ること」を7つ書いて下さい。
    今のダメな自分を一ミリでも克服するためにできること。
    プラスになること。
    昨日までにやっていたことではなく、できずはずなのに今日まで行動に移さなかったこと。

    1、
    2、
    3、
    4、
    5、
    6、
    7、


    ワーク②

    24時間以内に行動しよう。そして、行動に移せた自分を喜ぼう

    ワーク①で挙げた7つのアクションの全てを、今から24時間以内に行動に移して下さい。
    行動に移したら、チェックボックスにチェックを書き入れましょう。
    そして、行動に移せた自分を子供の様に素直な気持ちで喜んで下さい。
    目標実現は、頭で思うよりもずっと近くにあるということを忘れないで下さい




    欠点や短所は、ときとして自分の存在を護るための役割をしている。

    ボクがここでいいたいのは、多くの人が目標とか夢を抱いていながらも、「その実現によって失うものや、失う可能性のあるものもあるからだ」という現実を見ないようにしているということ。
    しかし、どんなに見ないようにしても、潜在意識はそれを知っています。
    だから、「本当は、実現なんかしたくないんだよな」と潜在意識は理解する。
    そうなると、キミの潜在意識は、やっぱりダメな自分のままでいようとするのです。


    どんなことにも、当然、代償はある。
    問題は、「それだけの代金を払ってでもそのラーメンを食べたいかどうか」なのです。



    ワーク③

    どんな自分になりたいか?キミの願い(夢、目標)を詳細に書き出そう


    ダメな自分を克服して、どんな自分になりたいのかを出来るだけ詳しく書いて下さい。
    例えば、「会社を辞めて独立する」ということであれば、いつ辞めるのか、そして、どんな事業で独立するのか、事業資金をどうやって集めるのか、など可能な限り詳細に。


    ワーク④

    なりたい自分になれたら、キミが失うものはなんだろう?

    ワーク③で書いた、「ダメな自分を克服した自分」を踏まえて、それが実現した時に失うもの、失うかもしれないものを考え、それぞれについて出来るだけ具体的に書いて下さい
    「会社を辞めて独立する」という例であれば、「きっと土日も休めず、趣味の時間が失われる可能性が予測される。それによってストレスも溜まるだろうし、健康の維持も難しくなるかもしれない」といったふうに、あらゆる角度から、目標実現のために支払う可能性のある代償と向き合うのです。



    ワーク⑤

    それでも得られるメリットとは?


    ワーク④で書いた、目標実現のための代償。
    これらの代償を払ってでも、目標実現によって得られるメリットを詳しく書いて下さい。
    ワーク④の代償を払ってでも十分なメリットがあると思えたら、ワーク終了です。

    もし、「こうして考えてみると、やっぱり代償が大きすぎて目標実現にメリットがないなぁ」と感じたなら、もう一度、ワーク③に戻って目標の設定をやり直します。
    そして、同じように、ワーク④、ワーク⑤をやり直します。
    代償を払ってでも目標を実現したいと思えるまで繰り返してみて下さい。



    ワークをやってから下記を読んで下さいね

    別に自分はダメな人間じゃないという方はどうぞ続きをご覧ください



    今まで全く幸せでなかったという人には、幸せが来なかったんじゃない。幸せを受け取る器がなかった。幸せを受け取る準備が出来ていなかっただけなのです。

    潜在意識はできるだけ現状維持をしようとするもの

    だから、目標実現に向かって努力する前に、潜在意識を安心させてあげる必要がある。ダイエットを達成しても「大丈夫」なのだとわからせてあげる必要がある。
    それが、「ポケットを作る」ということの意味です。
    そのためにこそ、ダイエットが成功したらやろうと思っていることを、今やってしまう必要があるのです。20キロ痩せた後の新しい自分に、今から潜在意識を慣らしておく必要があるのです。
    「ダイエットが成功しても環境が激変するわけではない。今と同じようにパーティーに気楽に行くだけだ。痩せても大丈夫だな。よし、痩せよう」
    潜在意識はそう考えるのです。
    だから、「新しい自分」に十分耐えられるのだということを、潜在意識にわからせてあげることが、とても大切なのです。それによって潜在意識は、変化に対して抵抗することなく、キミの目標実現にフルに協力してくれる、というわけです。

    潜在意識に、「目標を実現しても決して今の自分が激変するわけじゃないんだよ」とわからせてあげる。
    そのために「ポケットを作る」必要があるのです。

    潜在意識は変化を恐れ、現状を維持しようとするのだから、一度も行ったことのない場所でビジネスを成功させてくれるはずなどありません。

    「あの人は運がいいだけだ」とか「調子に乗っているけど、そのうち失敗するよ」とか、そんな風に嫉妬するのは、負け組のメンタリティです。



    ワーク⑥

    目標が実現したら、キミはどんなことをするのだろう?

    という具体的な行動を7つ挙げる
    漠然としたものではダメ。「どうなるか」ではなく、「何をするか」という具体的な行動が必要なのです。
    自分の力で起こすことの出来る具体的な行動。
    それがポイント


    1、
    2、
    3、
    4、
    5、
    6、
    7、



    ワーク⑦

    ワーク⑥で挙げた7つのうち、「今すぐ実行可能なこと」をいくつか選んで、これから一週間以内に行動してみてください。
    もし、どれも出来そうにないと思ったら、それはたぶん、ワーク⑥で挙げた行動がまだ「具体的」ではなかったということ。あるいは、自分以外の力や不確定なものに頼り過ぎた行動であった可能性があります。
    その場合は、もう一度ワーク⑥に戻って下さい



    潜在意識は全てを知っている
    潜在意識は、時間も空間も超えてキミに必要なものを知っていて、そこにキミを導く力を持っている
    潜在意識は手足がない。
    潜在意識はキミを正しい方向に促すことしか出来ない。
    そこから先はキミに委ねられています。
    キミ自身が具体的なアクションをとらなければ何も実現しない。

    行動による暗示は、言葉による暗示よりもはるかにパワフル。
    僕たちを取り巻く全てが暗示を構成している。
    日々の行動を「なりたい自分らしい」ものにすればいい。


    ワーク⑧

    「なりたい自分」はどんな立ち振る舞いをしているだろう
    それを7つ挙げて下さい

    1、
    2、
    3、
    4、
    5、
    6、
    7、


    ワーク⑨

    「なりたい自分」の行動と「今の自分」の行動は何が違う?
    7つあげて下さい


    1、
    2、
    3、
    4、
    5、
    6、
    7、


    この7つの行動を日々出来るだけ心掛けて下さい


    ダメな自分を克服したいというキミの願いと、キミの日々の行動は矛盾していないでしょうか?
    なりたい自分にふさわしい行動をすること。
    ダメな自分を克服し、なりたい自分になるために、潜在意識といい関係を持つ必要がある。そのための秘訣がこのシンプルな言葉の中に隠されている。
    日常の行動こそが、潜在意識への最大の暗示となる。
    今までもそうだったし、これからもずっとそうです。



    第四章

    スグにも効果が出る!
    ダメな自分を救う21のテクニック

    その1 イライラや不安、緊張感が鎮められない

    自分の体を中心にして、半径1.5メートルくらいの空間をイメージする。
    その空間の中に空気を鎮めるようにする。
    コップに泥水を入れて放っておくと、自然に泥が沈殿して、きれいな水に戻ります
    それと同じように、キミの周囲の空間の空気がスーっと鎮まる。
    イライラや不安が沈殿して落ち着いてくるのをイメージする。
    イライラや不安、面倒な感情は、キミを取り巻く空気の中にあると思って下さい





    2、緊張して手が震える

    名刺交換の時、名刺を持っているのではなくて、名刺も自分の手の延長だと考える。
    もし、名刺をつねったら、「痛っ」と感じるくらいに、名刺の中に自分の血液が流れているとイメージする






    3、モチベーションが沸かない

    逆算すればいいだけのこと








    嫌な思いでが浮かんで消えない








    引っ込み思案な印象を変えたい

    髪をわけるときは、左のおでこが見えるように左に分け目を作ると、知的な印象を与えます






    人に振り回されてしまう






    恋愛運が悪い






    対人関係で緊張する







    対人関係で緊張してしまう2






    10

    相手の警戒心をときたい





    11

    相手がどのくらい心を開いているのかわからない





    12

    上手に人を褒めたい






    13

    上手に人を褒めたい





    14

    相手の好きな異性のタイプを聞きたい




    15

    初対面の人に声をかけるのが苦手





    16

    相手の目を見て話せない






    17

    笑顔がつくりっぽくなってしまう





    18

    ついカってなってしまう


    鳥瞰、俯瞰する





    19

    どうしても苦手な人と接する時①





    20

    どうしても苦手な人と接する時②





    21

    素直になれない時





    自分を好きになれとよく本で書いてあるが、私はそうは言わない。
    「自分を好きになりましょう」とは言わない。
    寧ろ、
    「好きな自分になって下さい」



    ワーク⑩

    キミがやりそうもないことを7つ挙げて下さい

    あくまでも常識の範囲内で


    1、
    2、
    3、
    4、
    5、
    6、
    7、


    ワーク⑪

    いくつか実行してみよう


    今まで固定観念に囚われていた「自分の殻」を破って、
    その気になればなんでもできるという気づきを得る為



    キミは周りの人達の期待通りの人間を演じるために生まれたの?

    キミがどういう人間であるかは、キミが決めるべきです。

    自分を大胆に変えることに抵抗しているのは、周りの人達ではなく、本当はキミ自身なのです。

    自分を愛せない人は、他人も愛せない

    自分が嫌いだと言いながら、嫌いな自分をずっとやっている人ほど、むしろナルシストじゃないかな。
    自分を超えるための努力もせず、ただ嫌いだ嫌いだと言っているのは傲慢。
    だから、キミのためだけじゃない。
    愛する人のために、ひいては人類全てのために、キミはまず自分を愛することを学ぶべき。


    嫌われることを恐れるな

    皆から愛されたい
    全員の期待に応えたい
    という思いには、どこかエゴな狡い気持ちが隠されている


    初対面の相手を味方にするテク①

    自分を話す


    キミがどういう人間であるかを伝えて、相手の潜在意識を安心させてあげる

    相手の潜在意識といい関係を築きたければ、寧ろ、聞かせ上手にならないといけない

    事実ではなく、感情を伝える




    ワーク⑫

    キミという人間がわかる雑談ネタを考えよう


    1、
    2、
    3、
    4、
    5、
    6、
    7、


    初対面の相手を味方にするテク②

    否定しない

    それはこうした方がいいですよというアドバイスをしない



    価値観がずれた場合は、どんなに頑張っていても共感など出来ない
    ただ、共感出来なくても、理解は出来る
    共感出来ない相手を理解してあげてこそ、人間としての成長があるのです。



    ワーク⑬

    苦手な誰かの考え方を理解しよう

    苦手な人との価値観の違いを7つ挙げて下さい


    1、
    2、
    3、
    4、
    5、
    6、
    7、


    このワークによって、苦手だ、と思っていた相手を、冷静に、客観的に見ることが出来るようになるはず。
    それによって、苦手なこの人を理解出来るきっかけになるかもしれません



    心はどこにある?

    心臓?


    脳?


    いえ



    心の中に身体がある


    何かを笑えるとき、キミの心はその何かより必ず大きい

    怖いと感じる、不安に思う、何かにカっとなってしまう。
    その理由はたった一つ。

    キミの心が、キミの置かれた状況よりも小さくなってしまっているから

    何かが怖いとき、それは自分の心がその対象よりも小さくなっている。
    心を拡げることでしか、その恐怖心は克服出来ない

    立ち向かうのではなく、包み込む、呑み込むのです。
    それが困難に対処する正しい姿勢です





    この世に生まれた時、ボクたちは神様から色々なものを借ります。
    人生を終えた時、神様はこういうでしょう。
    「私が与えたものを返しなさい。残ったものが、天国での御前の本当の姿だ」


    言い訳という逃げ道を全て断った時に初めて、キミの心の底から力が湧いてくる
    それこそが、本当のキミなのです。



    ワーク⑭

    恐怖心を克服するためのイメージワーク


    ダメな自分を克服するために、何かハードルとなっていることがあるはずです。
    例えば、「あの上司とだけは反りがあわない」とか、「最後の一歩が踏み出せない」とか。
    どうしても飛び越えなければいけない「何か」
    それをハードルと呼びましょう。
    キミにとってのハードルとは?
    その目の前のハードルをイメージしてください
    それが出来たら、少しずつ空気を胸いっぱいに吸い込みます。
    吸い込みながら、次のようなイメージをします。
    息を吸い込むとともに、キミの身体はどんどん大きく、大きくなっていく。
    キミはデビルマンのように変身し、衣服はバリバリに破れる。
    目の前にいた上司とか、過去の辛いハードルを見下すくらいにグングン大きくなっていく。
    息を止めます。まだ止めて
    キミは、拳を固く固く握りしめます。
    キミは怒りに満ちている。
    これっぽっちのハードルの前に萎縮していた、小さな小さな自分にたまらない怒りを感じます。
    うまくいかない人生を、他人のせい、社会のせい、生い立ちのせいにしてきたケチな自分に、激しい怒りを感じます。
    「冗談じゃねえ、オレの正体はこんなちっぽけなもんじゃねえ」という強い思いが、全身の血管を駆け巡ります
    怒りを感じて下さい。
    「もうたくさんだ」
    まだ息を吐いてはいけません。
    止めて。止めてー

    そして、堪えられなくなったら、一気に力強く息を吐き出しながら、凶悪な猛獣にでもなったように、ガオーとかウォーとかウリャーなどと声を出します。
    怒涛のようなキミの雄叫びに、目の前の小さなハードルが吹き飛んでいく様子を見て下さい。
    「ヒャー」という甲高い声をあげて、ハードルは吹き飛んでいきます。
    拳を振り上げ、「オレは確かに正しい道を目指している。少しでも立派な人間になろうと努力している。何がその邪魔をできるというのか?それは自分の弱さだけだ。小ささだけだ。しかし、今、オレは自分の弱さを、小ささを克服したのだと「ガオー」と叫びます



    最後に

  • 実践心理学科 2年 鷹の羽さん

    プライベートでのある出来事がきっかけで、

    「自分なんて嫌いだ」
    「こんな自分で一生を過ごさなくちゃいけないのか・・・」と、

    自己嫌悪と卑下を繰り返していた時、
    この本と出会って気付かされた。

    「自分が嫌いなら、好きな自分になればいい」のだと・・・


    資料ID: C0035142
    配架場所: 本館2F文庫書架

  • ■ひとことで言うと?
     行動による暗示が潜在意識を変え、自分を変える

    ■キーポイント
     ・潜在意識=自分を導く力
      →自分の生き方を無意識に方向づけるもの
      →普段の行動は潜在意識に対する「暗示」
       →ダメな「暗示」をしていないか?
      →「できない大きなこと」より「できる小さなこと」
     ・潜在意識は変化を拒む
      →目標実現前に、実現後の行動を取る
       →「劇的に変化しない」ことを暗示する
     ・心 > 体
      →恐怖は心が縮こまっているから
       →×恐怖に立ち向かう、○恐怖を飲み込む

  • ・真珠は最初はゴミ

    ゴミからスタートしても真珠になれる

    ・ダメだと思えた時点でほんとは「ダメ」じゃないと証明居ている
    本来の自分なら違和感ないはず。本来の自分じゃないと潜在意識が認識しているから。

    ・ないものはない
    「もっと環境が良ければ」
    「もっと綺麗だったら」
    ないものにどんなにエネルギーを注いでも何も生まれない。
    全く別の自分に全とっかえしようと夢見ても、ないものはない
    ゴミでもあるものからスタートしないと真珠になれない。



    ・潜在意識にとって、 今、この瞬間だけ が真実
    過去の事情を言い訳にした途端に潜在意識から力が抜けてしまう。

    ・どんな小さな行動でも、「できること」を考え行動する。
    →× 彼女を食事に誘いたい、でもできない
    できることを考えていない
    →○ 挨拶しよう
    その程度のこと をやってみる

    ・できないということばかりに心を注いでしまうメンタリティからこの状況にあって、なんならできるのか?
    と考えるメンタリティに変えることが重要。

    ・潜在意識は倍々ゲームで成長する

    ・まず、幸せを受け取れるポケットをつくる
    手に入ってからポケットを作っても遅い
    どんなものも、受け取れる準備の出来ている人のところにしかやってこない

    ・潜在意識は自分の心を守るためにできるだけ現状維持をしようとする。
    目標実現に向かって努力する前に潜在意識を安心させてあげる必要がある(ポケットを作るの意)
    →目標が達成した後になることに予めなれさせておく
    それが引き寄せでいう、もうなったつもりで
    「新しい自分」に十分耐えられるのだということを潜在意識に分からせてあげることがとても大切
    潜在意識は変化に対して抵抗することなく目標実現にフルに協力してくれる
    →成功した暁の自分に慣れておく

    ・空っぽだからこそ何か新しいものが入ってくる

    ・嫉妬や焦りはあきらめの自己暗示
    他人の幸せや成功に嫉妬するとき、「あの人には与えられたけれども自分には与えられない」と自分自身で認めたことになる。潜在意識はそう捉える。
    自分には与えられるはずとわかっていたら嫉妬したり焦ったりしないはずだから。

    ・自分が自分で生まれてきた限り自分として生き抜かなければならない
    全く別の自分に全とっかえしようと夢見ても、ないものはない
    まったくの別人になりたいなんて姿勢は人生に対する怠慢

    ・自分の潜在意識を信じよう
    自分を信頼しない誰かのために一生懸命になる人はいるだろうか

    ・行動による暗示は言葉による暗示よりはるかにパワフル
    日々の行動こそ最も強力な暗示

    ・なりたい自分にふさわしい行動を取る

    ・嫌な思い出が出てきたときは目線の方向を変える

    ・落ち着かない
    →コップの中の泥水が分離する情景を思い浮かべる

    ・緊張して手が震える
    →持っているものも自分の手の一部と捉える
     つねったら痛いと思う感じで

    ・対人関係で緊張する
    →1.イメージの手を伸ばして相手の方に触れる
     2.相手の呼吸に合わせる

    ・好きな自分になる
    自己啓発本にある自分を好きになろうはしなくてよい
    嫌いな自分をやめる。誰かにそのままでいろって強制された?

    ・自分がどう有りたいかはじぶんできめるべき
    陽気でいたかったのにできなくて、転校したからデビューする

    自分を自分自身で決めているのではなく、周囲の人が自分を作っていると認めたことになる
    周りが暗い人を演じろと陽気にしたくても演じなければいけないのか?
    周りの人の期待通りの人間を演じるためだけに生まれてきたのではない!

    誰の期待でもない、自分自身の期待に応える人生を送るべき

    【恐怖心をのりこえるには】

    ・心の中に身体がある
    心は拳ぐらいだと思い込んでいるからストレスを感じたりちょっとした人間関係に圧倒されて潰れてしまう。

    怖いと感じる、不安に思う、カッとしてしまう
    心が、今自分の置かれた状況よりも小さくなってしまっているから

    ・困難に立ち向かうのではなく、包み込む、のみこむ
    立ち向かう→自分の心は今の状況より小さくて、対処しきれない可能性があると潜在意識が認めてしまうことになる

    恐怖心を克服するためのイメージワーク

  • 良い本だったなあ。

  • 最初の一歩目のハードルをものすごく低くすることから始めるという内容の箇所は、俺の人生においてかなり大きな気づきを与えてくれた。それだけで個人的に⭐︎5つ。

  • 潜在意識は時間も空間も超えて、必要なものを知っていて、そこに君を導く力を持っている。
    行動による暗示は言葉による暗示よりもはるかにパワフル。
    自分を好きになれないのなら、好きな自分になればいい。
    みんなから愛されたいのはエゴスティック。

  • 楽しかった。「小さいことをやりとげる」ことからはじめてみようとおもう。

  • できることからやること!

  • ・自分のことをダメだと思う。→本来の自分はこんなんじゃない、と知っているから。p20
    ・潜在意識は無いものを理解できない。p23
    ・できることを考えてみました、でも、それはできません。→矛盾。
    →できることを見つけて、できることからやればいい。それしかできないし、それでいい。p30
    ・欠点や短所は時として自分の存在を守るため。
    →太っているからこそ、ダメな自分だからこそ、好かれている自分がいる。(かも。)p54
    ・行動による暗示は、言葉による暗示よりもはるかにパワフル。自分を取り巻く環境全てが暗示を構成している。
    →「自分はこういう人間だ」という環境に人は身を置きたがる。
    →fake it until make it. p88
    ・自分も、相手も、潜在意識を意識した行動を。

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著者プロフィール

1963年東京都生まれ。パーソナルモチベーター。2008年に東京国際フォーラムで開催された単独講演には5,000人が参加。ベストセラー著書は『ダメな自分を救う本』(祥伝社)『「心のブレーキ」の外し方』(フォレスト出版)など。11年ぶりの新刊『私の中の邪悪な感情をどうしよう?』(祥伝社)が話題に。

「2022年 『大切なキミに贈る本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石井裕之の作品

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