生き残ってました。~主婦まんが家のオタオタ震災体験記 (祥伝社黄金文庫)

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著者 : ひが栞
  • 祥伝社 (2012年3月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396315702

生き残ってました。~主婦まんが家のオタオタ震災体験記 (祥伝社黄金文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 以前読んだものを再読。
    東日本大震災に関する実話の被災体験記です。
    実話ならではの重いテーマを、各エピソードの4コママンガがマイルドにしてくれている構成。
    そんな読みやすさもありますし、実体験から得た震災時のノウハウや心構えなども見につく1冊。多くの方に読んでもらいたいですね。

  • 東日本大震災の経験を迫真に迫る描写で描いたエッセイ&四コマ漫画。生々しい描写は経験者ならではであり、自分の経験と重なる部分も多かった。近い将来、再び襲って来るかも知れぬ巨大地震。備えとして、こういう実体験を読んでおくことをお勧めしたい。

  • 絵も文章も特に優れているとは思いません(失礼!)が、普通の主婦である普通のまんが家の記録だから、それこそが貴重。
    普通の主婦が、まさしく想定外の事態の中で、考えたことと当時は考えつけなかったことを、まんがと文章で記録し、表現した本。
    心の痛みを抱えながらこれを描いた人も偉かったけど、出版という形に持って行った人も偉かった。なるべく多角的に震災を記録し、風化させないことが大事。この本は(デフォルメされたまんがであってもなお)生々しい記録だから、正直な心を描いた本だから、きっと誰かの心に残るだろうと思います。

  •  宮城県塩釜市の自宅で被災した主婦漫画家による体験記。震災直前の2011年3月9日からその後の不便を強いられる生活が続く12月10日までの様子が詳細に描かれている。

     3頭身萌えキャラ風の絵があまりにも可愛くて多少のほのぼのさがあるように想像するが、内容の深刻さはズバ抜け。著者もなんとかソフトに読んでもらおうという気遣いが感じられるものの、伝わるのは厳しい現実そのもの。それでも後半の復興進行形の様子では、著者の可愛らしい絵を活かした「生きててよかった」感に救われる。

     各章に設けられた「地震の教訓」は体験者による有益な情報。地震時のパニック、物不足、プライバシー、トイレ、お金、うつ、仕事といった問題を包み隠さず公開しているようではあるが、実際にはもっともっとつらかったように思う。こうした体験はどんなカタチでもできる限り広く伝えておくべき。その点、ひがさんの漫画を描く技術はとても役に立っただろう。文章でもいい。口述でもいい。貴重な経験を多くの人達と共有することは、人間が進歩するため、同じ過ちを繰り返さないためには欠かせないことだと思う。

  • まんがの絵柄はあまり好みではなかったけど、宮城県の塩竃市で被災した著者が、娘2人と、地震発生からの9ヶ月間をどう生きのびたかを書いた40場面の文章は、むねをえぐられるようだった。

    避難所でどんなことがあったか、自宅へ戻ったときにどうだったか、ライフラインが切れているなかで、どう暮らしたか。

    航海士で1年のうち60日しか自宅にいないという夫は、地震発生のとき、いなかった。その夫との「非被災者との温度差」という話も。

    (6/3了)

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生き残ってました。~主婦まんが家のオタオタ震災体験記 (祥伝社黄金文庫)の作品紹介

水、食料、避難所、ガレキ、援助物資、震災バブル…主婦まんが家が書いた270日の被災体験。

生き残ってました。~主婦まんが家のオタオタ震災体験記 (祥伝社黄金文庫)はこんな本です

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