今夜もベルが鳴る (ノン・ポシェット) (ノン・ポシェット の 1-1)

著者 :
  • 祥伝社
3.01
  • (4)
  • (15)
  • (77)
  • (14)
  • (4)
本棚登録 : 295
感想 : 26
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396321918

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • Rさまオススメ本
    最初はなんなの?と思わせておいてのそうきたかというサスペンス。
    しかし、よくあんな態度の女と付き合う気になったなあと、岩谷のほうが不思議。
    吉岡が良い人すぎて、こっちのほうが良さそうに見えたけど。こちらも女を見る目がおかしい?

    いずれにしても、後半は一気に読めました。

  • まだそんなに携帯電話が普及していなかった時代の話。それゆえ、自宅の固定電話、留守番電話機能がついた固定電話が、ここでは重要なアイテムとなる。
    最初から、どうもストーリーとして読みにくいと思ったら、その理由が後半から明らかになってくる。妄想、精神病がキーを握っていたとは。

  • 2017/3/22

  • サスペンス

    続きは気にはなるし
    世界観は描けているけれど。。。

    世界観が好きでないのでイマイチでした。

    でも小説書くのが上手いなぁ、と感心はしました。

  • 主人公が恐怖を感じてからの後半は面白かったが、話が動くまでの前半の恋愛パートが冗長に感じてしまった。時代のせいもあると思うが、登場する女性にひとつも共感できないこともあり……。

  • 携帯電話もナンバーディスプレイも無い時代のサスペンス。今だとちょっと無いかなと思うけど、ハッピーエンドなのは良かった。

  • 著者の以前の作品で読んでないものを確認し、読みきろうという個人的キャンペーン第二段。

    こんな病気があって、こんなふうに何も知らない人が巻き込まれていく、ありそうな話。

    初版が平成2年となっているので二十数年前だからしょうがないが、今だったら結末でもうひとひねりあるのではと思わせる。

    でも、それなりに面白い。

  • サスペンスではなく、ラブストーリーとして読んでみたかったと思った。
    恋愛の始まりは、自意識過剰になるせいか、心にもないことを言ってみたり、相手の言葉の裏の裏を読もうとしたりと、単純なものを自ら複雑にしてしまうものだ。時には、自分ではない別人になってしまったかのようになる。
    前半のそんな駆け引きの部分を私は楽しんで読んでいたのだが、なんとその事実はまさかの精神病を患った、文字通りの別人だったという。
    うーん、やっぱり普通のラブストーリーとして読んでみたかった。

  • 電話での会話を通じて相手の男への疑問を持ち始めていくのに、肝心要のその部分が上手く書けていない。主人公の女は何をそんなに怯えてストレスを溜めているのか理解できず、ばかばかしく感じる。意味のない脇役(しかも好感が持てない)の存在もあったり、全体的にズレた印象の作品だった。

  • 岩谷という男性を好きになってしまったゆかり。
    でも、岩谷と話をしていても不思議なことばかり。なにかがすれ違ってしまっているような…
    でも、こんな結末だなんて…

全26件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1960年東京生まれ。88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、2016年『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。主な著書に、『ライン』『鍵』『鎖』『不発弾』『火のみち』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ウツボカズラの夢』『ミャンマー 失われるアジアのふるさと』『犯意』『ニサッタ、ニサッタ』『自白 刑事・土門功太朗』『すれ違う背中を』『禁猟区』『旅の闇にとける』『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』『いちばん長い夜に』『新釈 にっぽん昔話』『それは秘密の』『六月の雪』など多数。

「2022年 『チーム・オベリベリ (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

乃南アサの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×