会いたかった人 (ノン・ポシェット)

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著者 : 小池真理子
  • 祥伝社 (1991年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396322380

会いたかった人 (ノン・ポシェット)の感想・レビュー・書評

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  • 心がささくれ気味な時には小池真理子のサイコサスペンス。さすがの安定感で一気に読ませてもらいました。
    でも、今回については被害者(?)が本当に何も悪く無い人だったりして、ちょっと可哀想とも思ったり。いつもわりと「ざまぁw」みたいに思わせてもらって楽しむので(性悪!)。

  • 大学の助教授で心理学を教えている小夜子。夫は優しく子煩悩。姑は自分の仕事を理解してくれ、忙しく働く彼女を惜しみなくサポートしてくれる。小夜子は順風満帆な人生の幸せを日々実感している。
     ある日、小夜子はテレビのトーク番組に出演。それをきっかけに、音信不通になっていた中学時代の親友と再会できることになった。成績も人気もクラスで1位2位を争うほどだった二人。どんな立派な女性になっているのだろうと思いめぐらしていのだが、目の前に現れたのは、気の触れた老婆のような姿の女だった。そしてその日から、小夜子の安定した幸せは揺らぎ始め、恐怖へと変わっていく。

     というのが「会いたかった人」のお話。他にも、自分の結婚式に自殺した元カノの母親が来て怯える新郎の話や、仲の良かった娘と結婚した相手の男に嫉妬を募らす母親の話など6編が入った短編集。
    ミステリー小説ってやつだけど、平山夢明みたいにグロさは無いし、誰にもわかりやすくきちんと書かれているので読んでいて疲れない。どれもわりと途中でオチがよめるんだけど、それが正解なのか確認したくて読み進めちゃったというのもある。なにより、作家生活何十年、安定感がある。結果、面白く読める本。
     長旅の時、車内や機内に持ち込んで読むにはちょうどいい本かな。

  • 人の醜い部分、ねちっこさを見事に描いている。現実には、そんな状況になかなか遭遇しないかもしれないけど、ありそうで怖いです。
    読み終えて不気味な感覚が残った。

  • 会いたかった人
    結婚式の客
    寄生虫
    木陰の墓
    運の問題
    甘いキスの果て


     在りがちな、どこかで読んだことのあるような展開と結末。でも、娯楽としてはとても楽しめる話ばかり。
     平易な描写表現、テンポのいい展開。おもしろくて、楽しめる話ばかりだった。
     『会いたかった人』、『結婚式の客』、『甘いキスの果て』、どこかでその思い詰め過ぎるサイクルを止められれば、そのような結末は起こらなかったのに。人間は、一人で思い詰めて一人でそこから抜け出そうとして、どこか間違った方向に出てしまう傾向があるのかな、と思った。
     何か教訓を得る、とか、知らない世界を垣間見る、とか、あまりそういうタイプではない、娯楽としてはとても楽しい本でした。

  • 人間はネガティブな感情を持っていると、
    さらにネガティブな物語が進行していくんだなと思い怖くなったが、
    あっという間に読み進められた一冊。

  • 小気味よく悪意の芽生え、こわいなあ

  • 「結婚式の客」と「寄生虫」が面白かった。「甘いキスの果て」は自業自得というか。女も自律しなきゃいけないね、という教訓。

  • 再読。6編収録。
    会いたかった人 / 結婚式の客 / 寄生虫 / 木陰の墓 / 運の問題 / 甘いキスの果て

    「会いたかった人」のラストは残酷過ぎ。
    それでも面白いと思わせるのがすごい。

  • 「いやだ。わからない?そんなに私、変わった?」良美はそう聞きながら、走り寄って来た。少夜子はやっとの思いで笑顔を作った。これがあの、魅力的だった結城良美であるとはとても信じられなかった。花形心理学者・諸井小夜子は、中学時代の無二の親友と25年ぶりに再会した。が、喜びも束の間、直後から恐怖に悩まされ始めた…。(BOOKデータベース)

  • 短編集の中ではかなり好き。
    内容はきもちわるいというかゾクっと…
    全部リアルでありそうな話。

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