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- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396326159
感想・レビュー・書評
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火坂雅志著「霧隠才蔵-決闘根来忍び衆」を読みました。
大河ドラマ「天地人」の原作者が描いた「霧隠才蔵」シリーズ3部作の完結編です。
大阪夏の陣から5年後、再び猿飛佐助らとともに豊臣家再興のために、根来忍者と三河高橋衆の武芸者集団と霧隠才蔵が死闘を繰り広げる。
「霧隠才蔵」は司馬遼太郎の「風神の門」を読んで以来、忍者の中でも一番好きなキャラクターです。
己の技のみを信じ、忍者としての己の生き方をまっすぐに進んでいく姿は、司馬版の「霧隠才蔵」と重なり、火坂版の「霧隠」もとても魅力的でした。
また、歴史的背景もしっかりと描かれており、歴史小説としても読みごたえがありました。
「霧隠才蔵」のシリーズは終わってしまったのは残念ですが、大河ドラマ「天地人」も楽しみに見ていきたいと思います。
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