ゆび (ノン・ポシェット)

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著者 : 柴田よしき
  • 祥伝社 (1999年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396327002

ゆび (ノン・ポシェット)の感想・レビュー・書評

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  • 面白い!

    非現実的なのでリアリティーは皆無ですが十分楽しめます。

    “ゆび”怖すぎ。

    ラストは怖すぎて…

    悪意の無い人間でいたいものです。

  • 自殺を考えている人の前に突如、指が現われ、エレベーターの屋上のボタンを押します。指は、自分を裏切った男に復讐しようと消火器を構えている女の前にも現われて、ノズルを男の方へと向けます。東京各地に出現したいくつもの指は、しだいに犯行をエスカレートさせていきます。

    刑事の成合と新聞社に勤める旭は、指の行方を追いかけます。一方、目の前で老婆の背中を押して階段に突き落とした指を目にした上村と新城繭子も、指の正体に迫ります。やがて、小学校の教員をしていた繭子は、かつて彼女が担当していたクラスで自分を慕っていた七ヶ瀬裕太の指に似ていることを思い出します。他方、裕太の行方を追う上村は、自分の妻の不倫相手である形成外科医の佐々木信明が事件に関わっていることを突き止めます。他方、成合と旭も、佐々木が指を蒐集している殺人鬼だと断定し、彼の居場所へと向かっていきます。

    現実とゲームの融合という結末が唐突すぎてついていけないように感じてしまいましたが、最初の方はおもしろく読めました。自殺や犯罪についての考えが人びとの頭をよぎるとき、その考えを行動に移すためのステップをおこなって人びとの行動を後押しする指の出現は、十分に不気味だと感じます。ただ、指が直接的に殺人を犯すようになり始めたところから面白みがなくなってしまったのは残念でした。

  • 妬みや恨み、負の感情は人を徐々にむしばんでいく。
    悪意はふくらみ、そして増殖する過程で、その対象を拡げていく。
    誰かを恨んでいたはずなのに、いつの間にか誰も彼もを怨みたくなる。
    目にうつるすべての者を怨みたくなる。
    そして、悪意にあやつられ、人は人であることを自らやめていく。
    悲劇は、悲劇を起こす側から見れば喜劇でしかない。

  • 設定や意図がいまいちよく分からず…。

  • ホラーなのかSFなのか、、荒唐無稽すぎてある意味おもしろかった。
    続きが気になってサクサク読めたし、指が夢にまで出てきたよ。(笑)
    イタおもしろいお話でした。
    柴田さんの作品はけっこう読んでるけど、ホント幅広いなぁ。
    ゆびシリーズ、2作目も読んじゃうんだろうなぁ。

  • 結末がなぁという印象。なぜならSF的なのが苦手だから尚更。
    人の悪意は膨らんでいくという話でもあるよね。
    どちらにせよ、読まなくても良い本だったなぁという印象。
    設定が面白かった分残念…

  • 小説とはいえ、指だけが動いて非常ベルを鳴らすって、どういう状況なんだろうか、と創造してしまう、、笑

  • 怖すぎて寒い!

  • この人のホラー小説は初。
    誰のか分からない指がボタンを押す。
    最初はその程度だったが行動はエスカレートし、ついには死亡者が出てしまい…という話。
    こういった話は日本らしいなと思って読んでいた。下手にゾンビや悪霊が出てきてしまうよりも、神出鬼没で意図が読めない指が現れて押ボタンやエレベーターのボタンを押す。それによって事故や死亡者が出る方がだいぶ怖い気がする。多数の視点主が調べていくと何と指紋は死亡者や行方不明者というのだがそんなもの警察は信用できない。それは仕方ない気もするが、そんな中に旭とナリさんの行動は英断だったなと思う。
    ラストが微妙に感じたがまあ最後のああいうのはホラーのお約束か。

  • ナンセンスホラー。

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