おぞけ (ノン・ポシェット ん 1-13)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 36
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396327286

感想・レビュー・書評

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  • ひとつひとつの話は短めなのでサクサクと読み進める事ができました。

    全体的に生理的嫌悪に訴える作品が多かった印象で、
    特に黒い手はトラウマ級。 
    タイトル通りまさにおぞけが走る胸糞感でした。

  • 月刊 小説Non掲載の5作品と書き下ろしによる短編集

    歯   篠田節子(しのだせつこ)
    夜行  加門七海(かもんななみ)
    黒い手   倉阪鬼一郎(くらさかきいちろう)
    塵泉 (ごみ) の王   田中啓文(たなかひろふみ)
    高速落下 (フリーフォール)  雨宮町子(あめみやまちこ)
    繭 (まゆ) の妹 高瀬美恵(たかせみえ)
    虫愛 (め) づる老婆 草上仁(くさかみじん)
    起鼠 (ちょうそ) 記 津原泰水(つはらやすみ)
    弟の首 泡坂妻夫(あわさかつまお)

    歯は親知らずの話題を、よくひっぱったものだと感心した。

  • (収録作品)歯(篠田節子)/弟の首(泡坂妻夫)/超鼠記(津原泰水)/虫愛づる老婆(草上仁)/繭の妹(高瀬美恵)/高速落下(雨宮町子)/塵泉の王(田中啓文)/夜行(加門七海)/黒い手(倉阪鬼一郎)

  • 平成11.12.20 1刷 590
    タクシー/密室で進行する恐怖。「私はこのまま殺される」ホテル/清掃現場の青年が知ってしまった、ゴミの本当の処理法とは?霊苑/墓地と一体となった老人施設の真相…遊園地/連続死亡事故の陰にある意外な陥穽…病院/死者にまとわりつく奇妙な物体の正体とは――現代のありふれた場所で不気味な顔を覗かせる、恐怖の瞬間、傑作アンソロジー!
    歯・夜行・黒い手・塵泉の王・高速落下・繭の妹・虫愛づる老婆・超鼠記・弟の首

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著者プロフィール

篠田節子 (しのだ・せつこ)
1955年東京都生まれ。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。97年『ゴサインタン‐神の座‐』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞、2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、11年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『インドクリスタル』で中央公論文芸賞、19年『鏡の背面』で吉川英治文学賞を受賞。ほかの著書に『夏の災厄』『弥勒』『田舎のポルシェ』『失われた岬』、エッセイ『介護のうしろから「がん」が来た!』など多数。20年紫綬褒章受章。

「2022年 『セカンドチャンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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