- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396328139
感想・レビュー・書評
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図書館で借りました。
主人公の渚は、海辺の街に住む女子中学生。
誕生日と夏休みの前日に、兄嫁が亡くなり、ほぼ同時期に兄嫁を襲ったストーカーも死亡。
警察からの兄への嫌疑を晴らす為に、奮戦する、というお話。
軽いタッチですいすいと読めました。
いちおうヤングアダルト向けなんだろうか?
ラスト、いきなり放り出された感じ。
暇つぶしに読むにはもってこいだと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「祥伝文庫15周年記念特別書下ろし」で書かれた21作品のうちの1つ。
さわやか青春物語にちょっとミステリィ色を入れた感じかぁって気楽に読んでた。
最後の一言で大どんでん返し!ってのは「十角館の殺人」を髣髴とさせて、その技はすばらしいと思ったけど。。。
でもその最後で唖然。
みんな、huijokpl@;じゃないかぁ!!
いいのか、それ?
テンポがいいし、いろんなエピソードの入れ方とかも自然で、話自体はとっても良いんだけど、なんだか後味悪いぞ。 -
葉崎市シリーズ第3弾。夏休みに起きた事件を、中学2年の渚の視点で描かれていく。兄嫁の自殺、原因と思われた男の交通事故死。渚の語り口も楽しく軽妙なテンポでサクサク読める。最後の最後でびっくりさせられる。思いもよらなかった締めくくり。
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主人公の少女の正直な視点描写が爽やかで良かった。
古本屋でのバイ‥お手伝いの謝礼に貰う本のタイトルが本物で、今後読んでみようという本もあった。
ラスト1行で えっ となるが急転すぎる為星4つ -
ミステリ 「葉埼市シリーズ」第三弾
「「兄貴は無実だ。あたしが証明してやる!」誕生日と夏休みの初日を明日に控え、胸弾ませていた中学生の渚。だが、愉しみは儚く消えた。ストーカーに襲われ重態だった兄嫁が他界し、さらに、同時刻にそのストーカーも変死したのだ。しかも、警察は動機充分の兄良輔を殺人犯として疑っている!はたして兄のアリバイは?渚は人生最悪のシーズンを乗り切れるか。」 -
その行動であんなことになってるのに冷静すぎる。中学生なのにじゃなくて、だから、なのかしら。
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夏休みに入って、誕生日も控えていた渚。しかし、誕生日の日に兄の奥さんが亡くなった。奥さんは、ストーカーに付け狙われていて、マンションの7階から転落してしまったのだ。そして、そのストーカーもトラックに轢かれて死んでしまった。そのストーカーを殺した容疑者として兄が警察に狙われている。兄は犯人ではない。私が証明してみせるのだ!
読みやすく短いお話。そして、葉崎市のお話。14才の渚の冒険譚的な感じで、すぐに読めてしまう。渚のちょっとした恋愛も混じってて、甘酸っぱいかんじも少しはあったが、ラストがびっくりしてしまった。腹違いで年も離れている兄妹だけど、タイミングなどは一緒。醤油を取るタイミングや薬味を取るタイミングが2人が同じように、同じタイミングで事は行われた。
優しくて頭も良くてイケメンで銀行員という兄にも誰にも言えない悩みがあったんだと思った。たぶん、そんな兄だから誰にも言えない悩みがあって、妹と同じタイミングで事が起こったのか。
兄の闇は深い気がする。
2022.3.5 読了