まほろ市の殺人 夏―夏に散る花 (祥伝社文庫)

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著者 : 我孫子武丸
  • 祥伝社 (2002年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (122ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396330477

まほろ市の殺人 夏―夏に散る花 (祥伝社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 架空の都市”まほろ市”で起こる殺人
    「春」とはまた違う空気感のある話。 何となく予想がつくのですが、それでも面白く一気に読めます。 彼女の想いが、怖くて哀しい。

  • 四人の作家による共作の「幻想都市 まほろ市の殺人」の「我孫子武丸」さん編。うーんなんか読み終えてすごく切ない感じがしました。ただ、その過程でちょっと不思議な家族だなあという気はうすうす感じてはいましたが・・・・。

    内容的にはあまりありえない設定なので詳しくは書きませんが、思惑が思惑を呼んで、結局は誰も幸せにならなかったお話です。特に双子で片方が成長が止まる病気とは実際にあるのでしょうか?そもそも、その設定自体がこの作品の急所なのですから、それが否定されると作品自体がなりたたないので、それは敢えて否定しませんが・・・。

    それにしても、話の筋としてはよくできてると思います。それほどページもないのによくあれだけの話が作れるものだと関心します。我孫子さんの「殺戮にいたる病」も読んでみたいですね。
    次は「麻耶雄嵩」さんの作品です。楽しみです。

  • さらっと読める。推理よりドラマ性重視。個人的には面白かった。

  • ★3.5かな。
    前半でトリック(?)はほぼ分かったが、結末は意外な展開。なるほどね。

  • ミステリとしては荒いけど好きな本です!あっという間に読み終わってしまう短さですが、おおおそうくるか~!と楽しめます。
    私は読み違えましたが、中編の割に伏線が張ってあるので展開を読めるひとは多いはず。ただ少し無理のあるところもあります。
    我孫子武丸は『さよならのためだけに』から入ってしまって興味が一切湧かなかったのですが、この感じなら長編も読みたいです。シリーズは蝦蟇倉市みたいな感じで関連性はなさそうだけれど秋と冬も読もうと思います。

  • 短い小説ながらよく練られたミステリー。
    「まほろ市の殺人」三冊目。
    ここはやはり、残り一冊も読まねば。

  • 本氏は某ゲームソフトのシナリオでファンになったことからいくつか作品を読んだことはあった。ミステリーが本職ではあるが、今作のような恋愛模様を交えた作品は絶品であると感じた。一気に読み上げてしまった。

  • 約120ページとかなり薄い。長編と呼ぶには少なく、中編よりは長いという印象の珍しい長さの作品。

    ファンレターから始まる、顔の見えない相手との淡い恋の物語と、それと全く関係の無さそうなところで起きる殺人事件。両者が複雑に絡み合って一気に謎が氷解するのが面白い。引きこまれ、一気読みしてしまう力のある文章はさすが我孫子さん。

    ハッピーエンドではないが、完全なるバッドエンドとも言いがたい、救いと余韻の残る終わり方が切ない。

  • 架空都市 真幌市。
    この都市で起きた事件を四季毎に四人の作家が描く。
    我孫子 武丸氏 <夏>
    軽くサクサク読めます。
    結末が重い。

  • 架空の都市・真幌市を舞台にしての4作の競作の内のひとつ、夏編です。(ちなみに他は、春:倉知淳、秋:麻耶雄喬、冬:有栖川有栖が書いてます)

    デビュー早々大スランプ中の小説家・君塚義一のもとに、ファンレターが届いた。送り主の女性・四方田みずきと何度かメールのやりとりをしている内に創作意欲と共に好意も湧き上がってきた彼は、本人と実際に会って話がしたいと考える。偶然にもお互い真幌市在住だったため会うことも叶い、ますます彼女に恋愛感情を募らせるのだが、何故かその後みずきからのメールの返信はそっけなくなっていく。
    とうとう彼女と連絡すらとれなくなってしまい、途方にくれた彼は友人に相談をし、いっしょに彼女の家を探すことになるのだが……。

    前半はなかなか事件に行き着かず、少々主人公の鬱さにうんざりする部分はあるんですが(笑)後半でいっきに核心に突っ込んでいってくれます。「わ?わわわっ(汗)」という感じで。(ちなみに推理物ではありません)
    我孫子作品のこの微妙な狂気感覚は結構好きな私です。
    「殺人者」の狂気がその境遇から徐々に出来上がってきたであろうこと、そしてその時の「殺人者」の心情。
    文章にはなっていない部分を想像してしまいますね。
    それにしてもコレ、是非1時間くらいのドラマでみてみたい…。映像でも結構視聴者を騙せると思うんですがね…ダメかなぁ…。問題はキャスティングよね…。特に女優…。

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