樹海伝説―騙しの森へ (祥伝社文庫)

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著者 : 折原一
  • 祥伝社 (2002年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396330514

樹海伝説―騙しの森へ (祥伝社文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  ある大学のハイキングクラブの部員10人は、泊まった民宿でその主人から、地元に昔から伝わる”樹海伝説”を聞いた。樹海の奥深くにある山荘に暮らしていた鬼頭家の主人が家族を斧で惨殺した後に失踪し、後にその事件を調査しに行った者もまた、「遭難記」というものを残して遭難したという話だ。興味を持った部長の児玉俊介やその恋人・坂上麻衣は周囲の反対を押し切り、樹海に足を踏み入れる。

     この作者にはお決まりの叙述トリック・・・あるのはあるのだが、軽いというか未熟というかで特に驚きはなく、いつもみたいな濃さを期待していると拍子抜け。中編ぐらいの長さで、物語自体が軽め。調べてみたら、今はこの話に「鬼頭家の惨劇」を加えて、さらに話が付け足されている「赤い森」というのが発売されているとのこと。加筆・修正もされているみたいだし、そっちを読んでみた方がよさそう。会話が安っぽいのも改善されているといいのだけれど。

  •  家族を惨殺した作家が住んでいたという家に向かった男は、手記を残し死んだ。その手記を手に、大学生の男女が樹海にはいっていく。

     イメージは、スティーブン・キングの「シャイニング」ですかねぇ。
     とはいえ、その当事者ではなく、年月を経てやってきた男と、さらに年を経てやってきた学生の視点なので、ある意味映画を見てる感覚にちかいかもしれない。

     中盤までは、王道というか、ステレオなんだけど、後半のどんでん返し的な展開はさすが折原一といった感じ。

     でも、結局のところ作家一家の事件については…。
     まぁ、秘すれば花っていう部分もあるだろうしな。うん。

  • 2017/09/19

  • 予想を裏切らなかった!って言うか何もかも予想できた通りに話が進んだ。読み終わった感想は「でしょうね」だった。 文章は読みやすく、良かった。 長編を読んでみたい。

  • 2015年9月28日読了。
    2015年150冊目。

  • 大学のハイキングサークルが樹海近くの民宿へやってきた
    樹海の中には10年前に恐ろしい一家惨殺事件があった山荘が今も残っているのだという
    サークル部長の児玉とその恋人麻衣は数年前にその山荘を探索に行って遭難してしまった若者の手記を片手に冒険に向うが…

    折原一にしてはひねりがないかなぁ…?
    しかしホラー感は満載で殺人のあった山荘で小説家の書き散らした紙を拾うところでは思わずゾクっとした
    ラストもやや不満
    普通に殺人鬼と対決して倒してハッピーエンドでも良かったのでは…

    途中で野々村がオネエ言葉になるところは一体なんだったのか??

  • 「今日は移動時間が長いから何か1冊持っていこう」的な本。もはや折原作品という時点で半分ネタバレか?

  • 樹海に入り込んだ大学のサークルメンバー。部長の児玉俊介、彼の恋人・坂上麻衣、片岡哲也。途中で引き返した野々村直樹。俊介の持つ樹海で自殺した男の書いた『遭難記』。スランプに陥った作家が家族を皆殺しにしたと言われる山荘。樹海をいまだに彷徨っていると言われる作家。麻衣をつけ狙うストーカー。山荘で起きた事件。

  • 湖畔の樹海に新たな伝説が生まれようとしていた。奥深いその森に棲む一家の主が家族を斧で惨殺し失踪。数年後、事件を究明するため若者がひとりで森に分け入り遭難。そして今、若者が遺した克明な手記『遭難記―魔の森の調査報告書』を片手に、男女ふたりの大学生が樹海に足を踏み入れ、さらに…。過去と現在が恐怖に共鳴し錯綜する、驚愕のミステリー。

  • 「樹海へようこそ」
    手記を見つけて樹海へ入るが……。
    過去と現在が入り混じる。
    ページ少ないから読みやすかった。
    158ページ。

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