とんち探偵・一休さん金閣寺に密室(ひそかむろ) (祥伝社文庫)

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著者 : 鯨統一郎
  • 祥伝社 (2002年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396330644

とんち探偵・一休さん金閣寺に密室(ひそかむろ) (祥伝社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 足利義満が実は他殺だった。しかも金閣寺の中の密室での殺人。犯人は誰だ⁉︎この謎に、実は天皇の落とし胤である一休さんが挑む、というストーリー。
    こういう設定は好物だ!
    が、なんだろう…どこか物語に入り込みにくいというか…私が歴史に疎いからか?
    ミステリとしては「なるほど!」という感じ。犯人の工作にも納得。
    しかし義満が抜群に嫌なキャラとして描かれてるな…。
    一休さんはアニメのイメージ通りかな…。冒頭の話は別として。

  • 面白い。ストーリーは創作とはいえ、史実を元にしてあるので勉強にもなる。こんな教科書だったらもっと楽しく学べたのに。

  • アニメと設定が違うのでアニメを懐かしんで読むと失敗する。一番違うと感じるのは一休さんの言葉。京都弁(?)を喋ります。当時の京都人はどんな言葉を話してたか知りませんが、京都育ちやったらアニメみたいな標準語より方言の方が正解なんでしょうね。違和感あるけど(笑) 足利家が脇役の作品を今まで何冊か読んだけど、ここに出てくる義満もイヤな感じでした。シュッとした足利の話って無いんかなぁ。 先に『邪馬台国はどこですか?』のシリーズを読んでると「おーっ」て感じで少し嬉しくなると思います。

  • 20120201
    面白かったー
    ひそかむろって響きがなんとなく好き。
    一休のとんち部分が解決されるのでそれも面白いです。
    もっとユーモアっぽい話かと思ったら、本気だったので、
    すごく読み応えがありました。
    あまり歴史物を読まないのですが、
    史実に沿って物語になっているのはロマンがありますね。

  •  いかにも際物的なタイトルで、ちょっと眉につばをつけるつもりで読んでみたのだが、なかなかのものであった。一応本格ミステリの形は取っているのだけど、まあ密室といっても愛嬌程度のものだし、本格ミステリとしてみればこれといったものではない。がもちろん、そういう見方をする方が間違いなのである。
     被害者は足利義満、探偵は一休さん。昔のアニメを懐かしく思い出させる登場人物ばかりで、全体のムードもそっくり。明らかにこれは作者のねらいであろう。これがズバリ成功。「虎」とか「はし」とか「水飴」とか、一休さん話には欠かせないエピソードもちりばめられているのだが、これがなんとただのエピソードに終わっていないあたりがすごい。これは、ちょっとした密室の謎をもとに小説を書くよりもずっとすごいことだって思う。
     デビューの短編集を読んで感じた興奮がよみがえった感じ。全体に漂うひょうひょうとしたユーモアも気持ちがよく、非常に楽しく読めた本であった。

  • 一休さんが探偵役の本格ミステリ。歴史ミステリの達人、鯨さんの快作。

  • リアル一休さん

  • 同居人のミステリー作家・桜川ひとみの転居にともない、東京で暮らし始めた正太郎。早速仲よくなった隣猫、フルフル(アメショー系シルバータビーもどきの大きな去勢雄)とニンニン(茶虎と白の混じった小柄な避妊雌)のコンビと一緒に、新しい街で、新しい冒険に大忙し!?下町の情緒に馴染み、正太郎が活躍する四つの事件。好評シリーズ、いきなり文庫で登場。

  • これもまた作者を見くびったらどんでん返しくらった一冊。ミステリを甘く見てはいかんね。一休さんは誰もが知ってる頭のいいお坊さん。だったら探偵役にはぴったりだけど、その時代をミステリにするのは難しいと思うわけですよ。史実に忠実じゃなければいけないし、それだけだとつまらないし。いい感じのバランスで面白い。歴史物をあまり読まない僕にとっては、謎が深刻になる中盤までがきつかったけど、あとは一気に読めました。

  • アニメで見てた一休さんの登場人物がそのまま登場。もちろんミステリとしても大満足。「ひそかむろ」って響き、惹かれちゃうなぁ。

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