さつき断景 (祥伝社文庫)

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著者 : 重松清
  • 祥伝社 (2004年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396331511

さつき断景 (祥伝社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 上に書いたように三人の主人公の5月1日を定点観測するという、チョット変わった手法で描かれた作品です。
    3つの独立した話が、次々に現れるのですが、配分の美味さでしょう、さほど混乱することなく読み通せます。三人の主人公が年々変化していく様子が美味く描かれています。
    この作品の場合、多少の波風はあるものの、幸せに向かう方向で進んでいきます。そのために読後感の爽やかな作品になっています。家族の作家・重松清の面目躍如と言えるかもしれません。

  • 細切れに入る”当時の出来事”が時にいくらなんでもくどいと感じることが結構あった。

  •  1995年は阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件のあった忘れられない年。その年に長男が生まれた。早いもので、息子も来年成人になる。この小説を読みながら、そういうことがあったと思い返した。

  • 1995年から2000年を駆け抜けた、主に3人のストーリー。

    娘の結婚を控えたアサダ氏
    地下鉄サリン事件にニアミスしたヤマグチさん
    阪神淡路大震災にボランティアで参加したタカユキ


    1年ごとの5月1日を舞台に、その年の懐かしい出来事と共に淡々と話が続きます。
    タカユキと私は多分同じ歳くらいだね。
    時代背景から考えて。



    結局何が言いたいのか…難しい内容だった。
    何が起きても、毎年5月1日は必ず来るということですね。



    最近「星に願いを」という題名に変えて、文庫本が出てました。
    新作だと思って間違って買った私です。
    だから再度読み直しました。

  • 阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件のあった1995年から2000年までの背景をベースに、3人の男たちの6年間の5月1日を描いた作品。3人にまつわる日常風景の描写は、『ビタミンF』で味わったような気怠い(リアリティーがあるという意味で)雰囲気がある。視点としては斬新に思えるが、そこへのこだわりのせいか、この形式で書いたことによる相乗効果は薄めな気がした。心理描写はなかなか面白いが、あえてこの時代背景である意味は?、この定点観測的な書き方である意味は?、と考えると私にはピンとこなかった。読む作品というよりは見る作品なのかなぁ、とか何とか。今から読むと、なかなか鋭い指摘もある。原発の事故への懸念とか、モーニング娘。で生き残るのは矢口だとか…

  • いろいろな人の、5月1日です。人それぞれに歴史があって、少しずつ人によっては劇的に変わっていく。僕もいろいろあったなと思いました。

  •  懐かしい気持ちと、あの頃を振り返ることができる一冊です。

  • ライトノベルに飽きたので。しかし・・いや、好きな人は好きなんだろうけど・・・って感じでした。

  • 110年…ひとむかし

  • 様々な家族にスポットを当て、その『さつき』(=5月)の過ごし方を1年ごとに見ていく少し風変わりな作品。テーマはやはり『家族』と『現代社会』なのだけれど、正直あまり印象に残る話ではなかった。登場家族が多くて若干ポイントがブレたのかもしれない。

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