五人目の標的: 警視庁国際捜査班 (祥伝社文庫 さ 6-15)

著者 : 佐伯泰英

• 祥伝社 (2004年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[mokamocaさんの感想 · 2015年5月31日]

写真モデルになった外国人女性が次々に殺される事件を追う国際捜査課刑事の根本と犯罪通訳官のアンナ。
アンナは自らも事件に関わるとされる写真モデルとなっており、標的にされる可能性があった。
事件の裏に隠されていた複雑な人間関係と哀しい過去が次第に明らかになる。

2015.5.31

[nelimuさんの感想 · 2015年2月19日]

国際派サスペンス
有能だけど型破りな警察官と美女の組合せ
王道だけど佐伯泰英のサスペンスは好きなので良かった

[館長さんの感想 · 2011年6月10日]

｢犯罪通訳官アンナ｣を改題

著者プロフィール

佐伯 泰英（さえき やすひで）
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。