火の華: 橋廻り同心・平七郎控 (祥伝社文庫 ふ 5-2)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396331924

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  • 3年前、上司に濡れ衣を着せられ、定町廻りから、橋廻りに左遷された、立花平七郎。「キツツキのように橋を叩いておれば仕事は済むのだろう。いいな」と冷笑され、揶揄されているが、北町奉行、榊原主計頭忠之から、「歩く目安箱」と言う特命を密かに、受けている。

    江戸の町が、彷彿とされるのは、脚本家出身の、女流作家ならでは。

  • 内容紹介
    橋上に情けあり
    生き別れ、死に別れ、そして出会い…
    情をもって剣をふるう、江戸・橋づくし物語 第二弾
    弾正(だんじょう)橋——生き別れになった母への切ない慕情。千住(せんじゅ)大橋——都落ちし、再起を誓った男女を襲う悲劇。和泉(いずみ)橋——殺された許嫁(いいなずけ)の仇を狙う男と、その男をひたむきに想い続ける娘の純情。稲荷(いなり)橋——なさぬ仲の父と子の絆を結ぶ呼子鳥……。江戸の百二十余橋を預かる橋廻り同心・立花平七郎が、剣と人情をもって悪を裁くさまを、繊細な筆致で描く好評シリーズ第二弾。


    平成30年12月10日~13日

  • 江戸の人情と捕り物が おもしろい短編集。(2009/1/27 読み終わる)

    「火の華 ― 橋廻り同心・平七郎控」 藤原 緋沙子 著 祥伝社

    同心ファッションながら、十手を持たないで小槌で橋を監督する平七郎。
     実は・・・。

    読んでいると まるで TVを見ているよう。
    ストーリーのテンポもよく いいやつが助かったり、助からなかったりの加減もいい。

    藤原 緋沙子の本は、まえにも読んでいるが、平岩弓枝の流れをくむ 新しい作家のようだ。 
    これからも注目! です。

  • 2017.5.1.

  • L 橋廻り同心・平七郎控2

    出版社/著者からの内容紹介
    橋上に情けあり
    生き別れ、死に別れ、そして出会い…
    情をもって剣をふるう、江戸・橋づくし物語 第二弾
    弾正(だんじょう)橋生き別れになった母への切ない慕情。千住(せんじゅ)大橋都落ちし、再起を誓った男女を襲う悲劇。和泉(いずみ)橋殺された許嫁(いいなずけ)の仇を狙う男と、その男をひたむきに想い続ける娘の純情。稲荷(いなり)橋なさぬ仲の父と子の絆を結ぶ呼子鳥……。江戸の百二十余橋を預かる橋廻り同心・立花平七郎が、剣と人情をもって悪を裁くさまを、繊細な筆致で描く好評シリーズ第二弾。

  • シリーズ2作目

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著者プロフィール

藤原緋沙子(ふじわらひさこ)
高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒。シナリオライターとして活躍する傍ら、小松左京主催の「創翔塾」で小説を志す。2013年に「隅田川御用帳」シリーズで第2回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。本書は土佐の絵師として人々の幸せを願い描き続けた金蔵の生涯を温かい眼差しで活写した渾身の時代小説。著者の作家生活20周年記念作品である。著書に「橋廻り同心・平七郎控」シリーズ(祥伝社文庫)他多数。

「2023年 『絵師金蔵 赤色浄土』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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