大川わたり (祥伝社文庫)

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著者 : 山本一力
  • 祥伝社 (2005年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396332167

大川わたり (祥伝社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • なんだこの山本さんらしくも無い、いい加減なエンディングは。最初はそう思いましたね。でも更に見事にひっくり返してくれました。ちょっと出来すぎですけどね。
    1994年に書かれた最初の長編だそうです。随分荒っぽいところも感じられます。例えば腕の良い大工の銀二が、借金を抱えた身で、乞われたとは言え給金の下がる呉服屋の手代になる必然性は有りません。でも、まあそういうところは無視しましょう。
    そういえば、このストーリーは先日読んだ"蒼竜"の中の"のぼりうなぎ"に似てますね。こちらは腕の良い指物師が呉服屋の手代になる話でしたけど。
    何はともあれ、山本さんの読後感の良さは、このような初期の作品から現れています。

  • 著者の本は初めてです。
    目次後の大川(隅田川)周辺図で内容を確認しながら、楽しんでいます。
    江戸の人々の人情と最後に分かったこととが、時代小説の面白さとなっています。

  • 物語の背景も秀逸でいい作品でした!不運も重なり博打に手を出し、仲間の家庭まで潰して落ちるところまで落ちた大工職人の主人公の銀次が借金を返すために博徒の親分と「借金返済まで大川を渡れない」という命がけの約束を肝に銘じて、心を入れかえ、まわりの粋な仲間に支えられながら成長していく銀次の様が素晴らしかったです!
    それにしても終盤の展開には、すっかりやられました!

  • 良くも悪くもTHE山本一力という小説
    比較的ストーリーに山がなくあっさり展開してしまうことがおおいが、本作品は展開があって面白かった。
    でも再読はないかな。

  • 博打での借金二十両の利息を払わなくてもいい条件として、『きっちり二十両を持ってくるまでは大川を渡るな』という約束をした銀次が、約束を破って川を渡るのは?というあらすじ紹介のツカミから、心根を入れ替えた銀次の苦難、銀次を見守る人びとなど描いた『再生』の人情時代小説。
    あとがきによれば著者初の長編との事で粗削りの面があると自身書いておられるが、初でこの筆力ならば、のち直木賞を受賞されるのもむべなるかな。
    山本一力氏初読みだったが追いかけたい。

  • 江戸の市井の銀次。
    借金を返すまでは、決められた約束事を守らなければならない。

    スラスラと読めて、読み終わった後は心が温かくなった作品。

  • 2013/04/14読み始め
    2013/04/16読了
    欅しぐれの伊之助登場

  • カラッと晴れた秋空のような小説。
    必死に更生しようとする銀次とそれを支える人の温かさと正直さがいい。

    個人的には商売っ気のない冷水売りのおっちゃんが好き。

  • 一力得意の安心して読める本
    自分の借金のせいで大川を渡ることが出来ず、数々の苦境に立たされる。
    最後までハラハラさせられたが、結末は多くの方々に支えられハッピーエンド。ちょっと大掛かり過ぎて疑問も⁉

  • お奨めです

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